- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県奈義町
- 広報紙名 : 広報NAGI 2026年2月号(831号)
■ミュージアム×ナイト 奈義MOCA 2025 光と影の瞑想夜
開催日:毎月第2土曜日 2月14日・3月14日
開館時間:午後6時~午後8時
入館料:1,000円
場所:美術館
内容:
雄大な自然を借景として建てられた奈義町現代美術館建築の魅力と奈義町の自然の美しさとを一体に楽しむイベントとして、「ミュージアム×ナイト 奈義MOCA 2025」を開催しています。普段は閉館している夜の美術館を開館し、月の光やライティングによって、幻想的な夜の美術館を、〔光〕をテーマに演出していく内容です。
特別な〔光〕を生み出すアーティストは、昨年度、岡山県北を舞台に開催された国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」において、オープニングイベントとして、俳優・ダンサーの森山未來氏プロデュースのもと、奈義町を舞台に開催された「さんぶたろう祭り」において、光の演出を担当したxorium(エクソリウム)になります。
◇xorium[エクソリウム] 【HP】https://xorium.jp/
2017年7月に結成されたアーティストコレクティブ。竹川諒(たけがわりょう)、中村慎吾(なかむらしんご)の2名で構成し、映像制作やプログラミング、メカニカル設計など、多彩なスキルを駆使して立体作品や空間演出を行う。
■山本一雄(やまもとかずお) 小さな部屋から
会期:~3月1日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
休館日:月曜日、祝日の翌日(2月23日(月)は開館)
入館料:一般・大学生200円(高校生以下・75歳以上は無料)
※常設との共通の場合は通常料金700円で企画展もご覧いただけます
場所:美術館ギャラリー
内容:
山本一雄(1936年~)は岡山県瀬戸内市にある長島愛生園で暮らしながら、89歳になる現在も毎日自身の表現と向き合いながら絵を描く画家です。
小学生の頃から絵を描くことに親しんでいた山本が本格的に油彩画を始めるのは、就職する年齢になってからのことです。その後独学で油彩画を学び、自分の作品が社会の中でどのように評価されるのか、それを知りたいという思いから、40代に入ってから公募展に出品するようになります。特に岡山県美術展覧会(以下県展)においては、出品することが毎年の描く目標となり、現在も県展に向けて新作を描き続けています。
長島愛生園は、日本に初めてできた国立ハンセン病療養所です。山本は故郷や家族と離れ、30代で入所します。今ではハンセン病は完治しているにも関わらず、山本は、今でも長島愛生園で暮らしながら、絵を描いています。
その暮らしの中で描かれる作品には、長島の海や、望郷の想いが込められた山々の作品などが多くあります。近年ではこれまで描いてきた作品の中のいくつものモチーフを断片的に取り出し、それらが共存したような作品を描いています。
喜びなどのポジティブな感情だけではなく、悲しいや寂しいという感情も読み取れるような、複雑であり美しい山本一雄の作品世界を、ぜひお楽しみください。
◇山本一雄 略歴
1936年 岡山県生まれの画家。祖父の影響で幼少期から絵に親しむ
1952年 高校在学中は美術部に所属し水彩画を描く
1955年 就職後から油彩画を描き始める
1971年 岡山県瀬戸内市にある日本初の国立ハンセン病療養所である長島愛生園に入所
園内の絵画クラブ・長島美術会に清志初男らと所属し、岡山市在住の画家・青木正春や小倉重臣の指導を受ける
1978年 第29回岡山県美術展覧会から現在まで毎年新作を出品し続けている
2024年 ギャラリー722(岡山市)にて個展「山本一雄展 遠い記憶」開催
■学芸員によるギャラリー・トーク(会期中随時)
ご希望の方に学芸員が作品解説をいたします。なお、学芸員不在の場合もありますのでご了承ください。
主催:奈義町現代美術館
問合せ先・申込先:美術館
【電話】36-5811【FAX】36-5855【E-mail】[email protected]. jp
