- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県吉備中央町
- 広報紙名 : 広報きびちゅうおう 2026年2月号 Vol.256
~町内にある文化財を探訪してみよう~
■化氣神社榊葺神輿(けぎじんじゃさかきぶきみこし)
町指定重要文化財(有形民俗文化財)
▽解説
案田(あんだ)の化氣神社には、屋根を榊(さかき)の葉で葺(ふ)く神輿(みこし)があります。
毎年10月第3土曜日の朝、境内(けいだい)に集まった氏子たちで作業を行います。前日に準備した榊の枝から、色がきれいで大きさのそろった葉を集めます。その葉に一枚ずつのりを付けて、横の位置がずれないよう神輿の屋根へ平行に貼っていきます。この作業を2時間少々続けたあと、お飾り等を付けて完成です。
現在の神輿は、1979年(昭和54年)に作られたものです。
▽吉備中央町文化財保護委員からのワンポイントアドバイス
〔海士部勲(あまべいさお)委員〕
金曜日の榊の準備から、土曜日の内祭(うちまつり)、日曜日の加茂市場総社宮での加茂大祭、月曜日の朝の片付けと4日間続きます。片付けでは、ヘラで榊の葉とのりを削り取ります。残ったのりをお湯で濡らした雑巾(ぞうきん)できれいに拭(ふ)きあげて、来年に備えます。作業を通じてベテランの方から若手の方へと、誇りと愛着が受け継がれている姿を見ることができました。なお、先代の化氣神社の神輿は、お祭り会館に展示されています。榊葺きも再現されていますので、ぜひご覧ください。
お問い合わせ先:教育委員会事務局 生涯学習班
【電話】0866-56-9191
