- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県尾道市
- 広報紙名 : 広報おのみち 2025年12月号
イノシシ被害と地域でできる対策
■イノシシがもたらす主な被害
繁殖力が高く、被害は年々拡大傾向にあります。
[農作物の食害]野菜・果物・水稲・青草・根菜などをすべて食べる。特に甘い果実や熟した野菜は好物。
[地面の掘り返し]耕したように土を掘り返し、畝や水路が崩壊。
■イノシシの生態と行動のポイント
[活動時間]昼夜問わず活動。昼は草むらなどで身を潜めており、夜は大胆に行動する。
[走行速度]時速45kmで走行可能。足音が小さく、素早く逃げる。
[身体能力]鼻先で70kgまで持ち上げ、20cmの狭い隙間もすり抜ける。
[警戒心]本来は臆病だが、慣れや危険を感じると噛みつきや突進を行うことがある。
[食性]草食中心だが、昆虫や腐肉も食べる。ゴミや放置された野菜くずは好むエサになる。
■被害を防ぐ6つのポイント
1 食べ場(エサ場)をなくす
放棄果樹は伐採、熟した果実はすぐに収穫。野菜くずなどはこまめに片付け、ゴミは密閉容器へ。
2 隠れ場を作らない
草刈りや耕作で茂みを減らし、イノシシが潜める場所を減少させる。
3 高性能フェンスの設置
[ワイヤーメッシュ柵]推奨する規格は、メッシュ径5mm、目合い10cm、高さ1m。支柱の太さは13mm以上、1本あたり最低3カ所(推奨5カ所)固定。柵と地面に隙間がないよう設置する
[電気柵]電圧6,000V以上が目安。電線は地面から20cmと40cmの高さで、2段の平行に張る。月1回以上の点検と草刈りで漏電を防ぎ、電圧・導通を確認する。
4 定期的な点検・メンテナンス
柵の破損・侵入痕跡を月1回以上定期的にチェック。破れた部分はすぐに補修・補強する。アース棒は湿った場所に深く埋め、地上に露出させない。
5 地域で情報共有
イノシシ被害があれば、農林水産課や各支所に相談する。
6 安全な避難場所の確保
イノシシに遭遇したら、建物や車の中、120cm以上の高さがある所に避難。逃げ道をふさがないように意識し、突発的な突進に備える。
問合せ:農林水産課
【電話】0848-38-9473
