- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県庄原市
- 広報紙名 : 広報しょうばら 2025年7月号(No.244)
このコーナーでは、隔月で市立学校の取り組みや児童生徒の活動の様子を紹介します。
■高小学校
高小学校では毎月23日を「子供読書の日」として定め、その日を中心に読書を推進するためのさまざまな取り組みを進めています。今回は、図書委員会の活動を2つ紹介します。
1つ目は給食時間の「図書放送」です。1年生から6年生のみんなが楽しめる内容を選び、声だけで様子が伝わるように読み方を工夫しています。図書委員の児童が、時間を掛けて練習を重ねた放送は、聞く人を物語の世界へいざないます。
2つ目は「読み語り」です。対象学年に応じた内容の本を選び、読み方だけでなく、ページのめくり方などの見せ方も工夫し、相手に伝えることを意識して読んでいます。
これらの活動を柱に、児童がたくさんの本と出合い、読書の楽しさを知る環境を整えることで、さらなる取り組みへとつなげていきます。
■口和小学校
口和小学校は、毎日の読書活動はもちろん「子供司書養成講座」への参加や、地域の「絵本の会」の読み聞かせなど、さまざまな場面で読書との関わりを持っています。
本年度は、もっと子どもたちに読書を身近に感じて欲しいと考え、保護者や地域の人たちと一緒に読書活動に取り組んでいます。例えば、保護者が選んだ本を子どもたちが家に持ち帰って一緒に読むことで、学校での読書の取り組みが家庭へ広がっています。また、令和6年度には、地域の人からの寄付で新たな本を購入したことで、図書室は新刊を心待ちにした児童であふれました。
今後も、児童が読書を通じて新たな発見をすることで「もっと本を読みたい!」と思えるよう、保護者・地域と共に取り組みを進めていきます。
■東城小学校
東城小学校の朝は、読書で始まります。本の世界に没頭する児童、読み語りによって笑い声が聞こえる教室などさまざまです。
子供司書や図書委員会、山の子会による昔話の大型紙芝居など、読み語りの種類も多彩です。
図書委員会の活動もアイデア満載で、本の貸し出し冊数が増える「2倍デー」や、給食準備中に図書委員が選んだおすすめの本をコンテナで運ぶ「移動図書館」は、「通りかかった人も本を借りられるからうれしい」と好評です。
その他にも、毎月最終金曜日の家庭学習は読書のみの「月末読書」や、毎月23日は「東城小子供読書の日」などの特徴的な取り組みを継続し、今後も読書活動の充実を図っていきます。
問合せ:教育指導課指導係
【電話】0824-73-1184