- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県江田島市
- 広報紙名 : 広報えたじま 第254号(令和7年12月号)
気が付けば、今年も終わりが近づいています。
今年の特殊詐欺発生状況についてお話しします。
9月末現在、江田島警察署で認知した特殊詐欺件数は20数件で、被害総額約380万円となっており、手口は、警察官を語るオレオレ詐欺(なりすまし詐欺)が圧倒的に多く、その他架空請求詐欺、還付金詐欺が発生しています。
そして、新たな手口のSNS型詐欺が10数件で、被害総額約5,800万円となっており、手口は、SNS型投資詐欺が10数件、SNS型ロマンス詐欺が数件となっています。
昨年に比べ、詐欺の被害は爆発的に増加しており、今後も被害は拡大していくものと考えられます。
数年前までは、高齢者が被害に遭いやすい特殊詐欺と言われていましたが、現在は、働き盛りの40代から60代の方が、多くSNS型詐欺の被害に遭っており、中には20代でも被害に遭う方もいます。
実は、11月や12月が1年で最も詐欺被害が多い時期になっています。すべての年代が、詐欺対策をしていかなければ、これからもっと多くの被害が出てしまいます。
江田島警察署では、不定期ではありますが、地区ごとに特殊詐欺や悪徳商法の被害防止教室を開催していますので、是非ご参加ください。
また、数人のグループで、そのような講習を受けたい方は、江田島警察署の生活安全刑事課まで、お問い合わせください。
問合せ:江田島警察署
【電話】0823-42-0110
