健康 けんこう通信

■アウトドアでの食中毒に注意しましょう
だんだんと気温も湿度も高くなる6月は、細菌による食中毒が発生しやすい季節です。
これからの時期は、キャンプやバーベキューなど、屋外での調理や飲食をする機会も増えるでしょう。安全に食事を楽しむためにも、「くっつけない」「増やさない」「やっつける」の3つの食中毒予防のポイントを知っておきましょう。

■知っておこう!食中毒予防の3つのポイント
1.くっつけない
細菌やウイルスを「くっつけない」ように、しっかりと手を洗い、“清潔”にしましょう。
2.増やさない
食品についた細菌を「増やさない」ためにも、生鮮食品は“冷蔵庫”に入れましょう。
3.やっつける
食中毒菌を「やっつける」ために、しっかりと“加熱”することが大切です。

■アウトドアで注意すること
◇食品を運ぶとき
1.肉・魚・野菜は別々の袋に入れて、汁が漏れないように注意!
2.食材は、クーラーボックスに入れ、保冷材などを使用し、十分に冷やしておく

◇下準備・調理するとき
1.食材を触る前には、しっかりと手を洗い、清潔に保つ
⇒手にケガをしている時は、使い捨て手袋を使いましょう
2.野菜と肉・魚で、調理器具を分ける
⇒屋外での調理の時は、こまめに調理器具を洗えないため、必ず分けるようにしましょう
3.川や沢の水は使わない!
4.生肉はしっかりと加熱する
⇒中心部分の温度が75℃で、1分以上加熱しましょう
焦がしすぎに注意!

生肉や生の魚介類に使った調理器具は、他の食材に使わないように気をつけるりん!

◇食べるとき
1.食べる前には、手をきれいに洗い、清潔な皿や箸を使う
2.“生肉をつかむ箸”と“食べる箸”は分ける
3.残った食べ物は、もったいなくても捨てる!

■「食中毒かも」と思ったら…
おう吐や下痢といった症状は、原因物質を排除しようという体の防御反応です。
自己判断で下痢止めなどの市販薬をむやみに服用せず、早めに医師の診断を受けましょう。
(健康推進課)