- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県萩市
- 広報紙名 : 広報はぎ 2025年9月号
令和7年8月17日(日)に、山口市の山口県自治会館にて田中市長から小説家「伊与原新(いよはらしん)」さんへ、萩ふるさと大使の委嘱状と名刺が交付され、今後の活動に大きな期待が寄せられました。
■「伊与原新」さんからのコメント
萩ふるさと大使に任命いただき誠にありがとうございます。山口県は祖母の出身地ですが、取材を通じて、萩、見島を初めて訪れることが出来ました。萩の歴史的な側面や、萩焼をはじめとする文化は広く知られていますが、執筆を通じて、それら歴史・文化は萩の「土地」がもたらしてきたものであることを私自身再認識し、非常に感銘を受けたところです。
見島は本当に美しいところで、観光資源としてもっと人が訪れるべきところであり、小説は、私が書いたというより、萩と見島が書かしてくれたという感覚を持っています。その感覚を微力ながら皆さんに伝えていきたいと思います。
■「萩ふるさと大使」とは
市では、萩市の歴史、文化、芸術、特産品など多岐にわたる魅力の全国への発信や、まちづくりに資する有益な情報および助言を得ることを目的に「萩ふるさと大使」を設置。さまざまな分野で活躍されている方々の力を借り、市のイメージアップ、観光振興、産業振興を一層推進するための取り組みであり、平成25年から始まった本制度により、伊与原さんを含め、現在17人の大使の方々が活動中。
伊与原さんは、第172回直木三十五賞に選定された「藍を継ぐ海」の作者であり、同作品に収録される短編作品「夢化けの島」の舞台が見島で、萩焼(見島土)が取り上げられていることからご縁をいただきました。
問合せ:企画政策課
【電話】25-3342