- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県萩市
- 広報紙名 : 広報はぎ 2025年9月号
国の機関や大手通信会社等をかたった、自動音声電話による不審電話が増加しています。口座番号や振込先などの個人情報を聞かれたら、あせらずに一旦電話を切りましょう。オペレーターにつないだり、個人情報を伝えたりしないでください。
■相談事例
固定電話に、日本年金機構を名乗り「保険料の払い戻しが受けられる。書類を送付したけれど、返送期限を過ぎても提出がないので連絡しました。払い戻し手続きをしないと年金が止まる場合があります」と自動音声ガイダンスが流れた。続けて「オペレーターにつなぐ場合は1番を押してください」と案内があった。年金を止められたら困るので1番を押すと、すぐにオペレーターにつながった。聞かれるままに「氏名、生年月日、住所、取引銀行」等の個人情報を教えてしまった。払い戻し手続きをしないと、本当に年金支給が止められるのだろうか。
■アドバイス
・日本年金機構が自動音声ガイダンスを使って、年金の支給停止等の連絡をすることはありません。
・払い戻しがあるといい、キャッシュカードや通帳を用意させて、最寄りの金融機関やATMに誘導することがあります(還付金詐欺)
■自動音声の具体例
・総務省…「〇時間後にすべての通信が止まります」
・電話会社…「料金未納のため、〇時間後にこの電話が使えなくなります」
・厚生労働省…「あなたの保険証が不正に利用されています」
・年金機構…「あなたの年金が止まります」
・電力会社…「電気料金が未払いのため、〇時間後に電気が止まります」
トラブルに気づいたら、早めに「萩市消費生活センター」にご相談ください。
問合せ:
萩市消費生活センター【電話】25-0999
消費者ホットライン【電話】188(いやや!)