健康 【10月はピンクリボン月間】わたしの体を守るために今できること

乳がんと子宮頸(けい)がんは、20歳~40歳代の世代に多く見られるのが特徴です。特に乳がんは、女性がかかるがん第1位で、女性の9人に1人が発症するといわれています。早期発見・早期治療により治る可能性が高くなるため、自覚症状がなくても定期的にがん検診を受診しましょう。

■2年に1回、検診を受けよう
市では2年に1回、40歳以上の女性に乳がん検診、20歳以上の女性に子宮頸がん検診を実施しています。市の受診券を使うと、少ない自己負担額で検診を受けられます。

■ブレスト・アウェアネスを知っていますか?
乳がんを早期発見するための、乳房を意識した生活習慣のことです。次のポイントを心掛けてみましょう!

▽ブレスト・アウェアネス 4つのポイント
(1)自分の乳房の状態を知る
(2)乳房の変化に気を付ける(乳房のしこり、乳頭からの分泌物、乳輪の皮膚のただれ、乳房のへこみやくぼみ、乳房の痛みなど)
(3)変化に気づいたらすぐ医師に相談する
(4)40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける

■子宮頸がんはワクチンと検診で予防!
子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんで、性交渉によって感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)が関係しています。初期は自覚症状がなく、気づきにくいのが特徴です。予防のためには、10歳代からのHPVワクチン接種に加え、20歳を過ぎたら定期的に検診を受けることが大切です。

問合せ:健康づくり推進課
【電話】0834-22-8553