- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県上関町
- 広報紙名 : 広報かみのせき 令和7年5月号
■4年ぶりの入学式
4月8日に入学式が行われ、1年生3名が入学しました。祝島小学校が再開校して以来、4年ぶりとなる入学式でした。今まで同学年の2人で過ごしてきた5年生が、お兄さん、お姉さんの表情になり、1年生の手を引いて入場しました。「1年生呼名」では、担任の阿部滉子先生に名前を呼ばれると、1年生は、みんな元気な声で返事をすることができました。一日も早く学校生活に慣れ、祝島小学校のみんなで仲良く勉強したり遊んだりしてほしいと願っています。
また、この入学式に、保護者、地域の方が40名以上もご臨席くださり、1年生の入学を温かく見守ってくださいました。祝島の皆さんが、子どもたちを地域の宝と思ってくださっていることのあらわれだと強く感じました。
式終了後、県漁協室津支店様から、上関にはこんなに美味しい鯛があることを知ってほしい、町の名産品を食べて健やかに育ってほしいとの思いから「あなたを祝鯛」の贈呈も行われました。
■複式学級が再スタート
3月までは1つの教室の中で2人での授業でしたが、4月からは、1つの教室の中で5人、しかも、2学年の授業が行われるようになりました。教室を2つに分けるためのアコーディオンカーテンを、開けたり閉めたりしながら授業を行っています。休み時間には、3月までの最大4人から最大8人と、一緒に遊べる人数が倍になりました。給食も、5人で机をつけて、仲良く食べています。
この中で、1年生は5年生に対してあこがれの気持ちを抱くようになり、5年生は1年生へのお手本となろうと頑張る、これを繰り返すことで、よい校風が育まれます。校内に「あこがれの連鎖」を生み、もっと素敵な祝島小学校にしていけたらと思います。