- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県平生町
- 広報紙名 : 広報ひらお 令和7年(2025年)11月号 No.1363
『11月は「こどもまんなか月間」です』
こども家庭庁では11月を「こどもまんなか月間」と定め、その中で児童虐待問題に対する関心と理解を得ることができるように広報・啓発活動などの取組みを行っています。
子どもへの虐待は、子どもの心や体を傷つけ、健やかな成長や人格の形成に重大な影響を与えるものと言われており、全国で児童虐待件数は225,509件(令和5年度)と年々増え続けています。
◆しつけと虐待は異なります
しつけのつもりで行ったことでも、感情に任せて子どもの言動をコントロールしようとしたり、子どもにとって耐え難い苦痛を感じさせることは虐待にあたります。
・身体的虐待…殴る、蹴る、叩く、溺れさせる など
・心理的虐待…ことばで脅す、無視をする、暴力を見せる、きょうだい間での差別 など
・ネグレクト…閉じ込める、食事を与えない、車中への放置、必要とされる医療を受けさせない(妊婦健診を受けず出産することも含む)など
・性的虐待…子どもへの性的な行為、性的行為を見せる、子どもの性的な写真を撮る など
◆悩みを抱えていませんか?
虐待が増えている背景には次のようなさまざまなことが影響しているといわれ、その方自身が悩みや苦しみを抱えている可能性があります。
・ストレスや不安がある
・生活に困っている
・頼れる人が身近にいない
・発達のことで悩んでいる
・(近所で)怒鳴り声がする、子どもの泣き声が気になる
◆子どもたちの笑顔を、地域みんなで支えるために
迷ったときは、こども家庭センターや「ゆうなんこども家庭支援センター ポコ・ア・ポコ」といった、一人で悩まないための相談の場があります。気になることがあれば、どんな小さなことでも、まずはお気軽にご相談ください。
こども家庭センターでは、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行っています。心配ごとや不安な気持ちに耳を傾け、一緒に考えて必要な支援につなぎます。
お寄せいただいた心配な情報については、子どもの安全を最優先に丁寧に状況を確認します。
子どもたちの笑顔を守るために、一人で抱え込まず、まずは話してみませんか?
あなたの一歩が子どもと家庭を支える力になります。どうぞご遠慮なくご相談ください。
問合せ:
・平生町こども家庭センター
【電話】0820-25-1884
相談時間:電話・来所ともに平日(祝日、年末年始を除く)8:30~17:15
・ゆうなんこども家庭支援センター ポコ・ア・ポコ
【電話】0820-56-7300
相談時間:電話・来所ともに平日(祝日、年末年始を除く)9:00~17:00
●オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン
令和7年度 標語募集 最優秀作品『知らせよう あなたが あの子の声になる』(兒玉 香穂さん:千葉県)
「あの子大丈夫かな…」「しつけなのかな?」「よその家のことだし…」
虐待かも…と思ったら、児童相談所虐待対応ダイヤル189(いちはやく)までご連絡ください。
※児童相談所虐待対応ダイヤルは、匿名可能、通話無料、秘密厳守です。
※「189」はお住まいの地域の児童相談所につながります。
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問合せ:
町保健センター【電話】0820-56-7141
町役場町民福祉課 こども班【電話】0820-25-1884
