くらし 【トーク企画】市長としゃべらんで Vol.22(2)

■吉野川市に来てみての印象
市長:では次のテーマ、吉野川市に来てみての印象について、話を進めましょう。水島さんからお願いします。
水島:最初は「田舎だな」と思いました(笑)。でも住んでいくうちに、人との距離が近くて、大阪では薄かった人のつながりが、こちらでは濃く感じます。最近は地域の歴史にも興味が出てきて、地元の方から昔の話を聞いたり、小さな神社を訪ねたりしています。吉野川市ではないですが、剣山に関連する伝説や葉たばこ産業の話など、徳島は知らないことが多くて面白いです。
市長:徳島にはそういう〝ロマン〟のある話も多いんですよね。知る人ぞ知るというものがたくさんあります。では、佐川さんはどうですか?
佐川:私の印象は、とにかく人がフレンドリーだと思いました。年配の方も多いですけど、皆さん声をかけてくれて、シシ鍋をご馳走してくれることもあります。お返しにお菓子を作って持っていくと、また「これ食べて」とお裾分けがあったりして、ほんとに温かい地域だなと感じます。
市長:いい関係が築けていますね。では柿本さん、住んでみての印象をお願いします。
柿本:私が住んでいる山川町はサイクリングには最適な場所で吉野川沿いや美郷方面をよく走っています。
サイクリング中に地域の方に声をかけていただいてお話をしたり、地域の子ども達が挨拶をしてくれる機会が多くて、そうした人との関係が自然に生まれるのが、この地域の魅力ですね。

■現在取り組んでいること
市長:では次に、皆さんが現在取り組んでいることについて聞かせてください。柿本さんからお願いします。
柿本:今はサイクルツーリズムを中心としたガイド付きツアーの企画などに取り組んでいます。
地域を自転車で巡りながら食事や文化・歴史に触れていただけるような内容にしたいと考えています。
吉野川流域や遍路に沿ったルート作りにも挑戦中です。
市長:地域の自然や文化を体験できるツアーということですね。では、佐川さん、現在の活動について教えてください。
佐川:美郷地区での活動として、地域の方と一緒に子ども食堂の手伝いや、自然体験の企画などを行っています。地域の人と関わりながら、地域の魅力を少しずつ伝えています。
市長:地域の人との関わりを大切にした活動なんですね。では水島さん、梅酒づくりについて教えてください。
水島:梅酒の仕込みや瓶詰めなど、製造の基礎を学びながら、美郷の梅文化を継承するための活動をしています。いつか自分の手で新しい商品を企画したいと思っています。

■今後取り組みたいこと
市長:では最後に、皆さんの今後取り組みたいことについて聞かせてください。柿本さんからお願いします。
柿本:自転車で地域をつなげることです。サイクリングを通じて、吉野川市が県内外の人の交流拠点になればと思います。
市長:地域の回遊性を高めるというのは、大きな挑戦ですね。佐川さん、お願いします。
佐川:美郷の人たちがもっと外に出て、いろんな人と関わるきっかけを作りたいです。たとえば美郷スイーツフェアとか、地域の素材を使ったイベントを開いてみたいですね。
市長:地域の人を巻き込みながら広げていくアイデアですね。水島さん、お願いします。
水島:梅酒づくりを軸に、音楽や旅と組み合わせた新しい体験をつくりたいです。将来的には自分で民宿や宿を開き、地域に滞在する楽しみも提供できればと思っています。外から来た人が「また美郷に行きたい」と思える場所にしていきたいです。
市長:皆さんの話を聞いて、地域に新しい風が吹いていると感じました。吉野川市は挑戦する人を応援します。3人がそれぞれの個性を活かして活動することで、きっと地域も元気になっていくと思います。これからも楽しみにしています。

・原井敬市長
・水島歩夢(みずしまあゆむ)さん
(株)千里東野リキュール製造場勤務
「美郷の梅酒」の製造の技術継承と事業の維持・継続に係る業務
・柿本成章(かきもとなりあき)さん
眞鍋商会(株)勤務
サイクルツーリズムを中心としたガイド付きアドベンチャーツアーの構築業務
・佐川和宏(さがわかずひろ)さん
(株)南風ベジタブル勤務
観光資源の維持・発掘・創造および国内外へのSNSなどを使った情報発信業務