くらし 人権とぴっくす

■インターネットモニタリング事業
インターネットはとても便利な一方で、他人への誹謗中傷やプライバシーの侵害、差別を助長するような書き込みなど、人権に関わるさまざまな問題が発生しています。
本市ではインターネット上のモニタリングを、2022年4月から人権課の職員が行っており、本市に関わる差別的書き込みなどの削除依頼を実施しています。
ひとたびインターネット上に差別的書き込みが掲載されると、世界中で閲覧可能となり、誤った情報が短時間で広がる恐れがあります。
書かれた人や関係者の気持ちを考えれば、早急にネット上から書き込みを削除しなければなりません。
そのため、本市が直接プロバイダーに削除依頼するだけではなく、法務局からも削除依頼を働きかけることでプロバイダーに対し早期対応を訴えています。しかしながら、投稿者の違反行為であると指摘しても、それを削除させる法的強制力が整っていないため、直ちに削除されない現状が続いています。今後も関係機関と情報共有し、差別的書き込みの削除が完了するまで依頼をしていきます。
インターネットの利便性は、時として安易な書き込みによるリスクを生むことがあり、そのことで人権を傷つけ、取り返しのつかない結果(民事責任や刑事責任を追及される可能性もある。)を招く恐れがあります。そうならないために、インターネットの特性を踏まえた上でルールやモラルを守って利用してください。
また、法務省などがネット上の誹謗中傷に関する相談窓口を開設しています。何かお悩みがある時は、ひとりで悩まず、ご相談ください。

問い合わせ:人権課
【電話】22-2229【FAX】22-2247