くらし 4/26市制20周年記念式典

アエルワで市制20周年記念式典が開催され、関係者約240人が出席しました。

■市長式辞(一部抜粋)
阿波市は、平成17年4月1日、板野郡の吉野町、土成町、阿波郡の市場町、阿波町の4町が、板野郡と阿波郡の垣根を越えて合併し、県下7番目の市として誕生いたしました。
この20年、社会が変革期を迎える中で、阿波市が県下有数の規模を誇る農業立市のまちとして、長い歴史とおもてなしの心が育まれた、豊かな文化を有するまちとして、今日の日を迎えられましたのは、諸先輩方が、たゆまぬ努力と研さんを重ねてこられた賜物であり、心から敬意を表する次第でございます。
皆さまのお力添えにより、これまでの20年間で、阿波市としての一体感の醸成、ハード、ソフト両面における基盤整備、確固たる財政基盤の確立など、さまざまな施策に取り組み、一定の成果を収めることができました。
この4月から、阿波市のまちづくりは、第2ステージに入ります。これより先、何よりも重要となるのは、人と人、地域と地域との絆を再生し、「市民が主役のまちづくり」を進めていくことであり、このためには、皆さまのお力添えが必要不可欠でございます。今後ともご理解、ご協力、ご支援をいただけましたら幸いでございます。
結びとなりますが、20年にわたる阿波市の歩みにご協力を賜りました全ての皆さまに、改めて深く敬意と感謝を申し上げますとともに、皆さまのご健勝とご多幸、ご活躍を祈念申し上げまして、式辞とさせていただきます。

■阿波市表彰
市の振興などに貢献された方々の表彰が行われました。受賞者は次の通りです。(敬称略)
※詳しくは本紙をご覧ください。

■記念講演会「地域の力を信じて―誇り、課題、そして未来へ」
元衆議院議員杉村太蔵さんを講師に迎え、記念講演会を開催しました。
杉村さんは、ユーモアたっぷりに自らの経験を語り、「地域ですてきなリーダーを育ててください。議論ができて常にご機嫌で、誰でも受け入れることができる礼儀正しいことがリーダーの資質です。さらにアウトプット(発信)できれば、多くの人が共感し、協力してくれる。そうすれば、いきいきとした阿波市の未来へとつながります」と熱く語られました。
何度も会場に笑いが巻き起こり、大変楽しい講演会となりました。