くらし 知ってほしい! ワンヘルス! ―徳島県はワンヘルスを推進しています―

■ワンヘルス(OneHealth)とは?
動物から人へ感染する「動物由来感染症」は、人のかかる感染症の半数以上を占めています。また、この病原体を持つ野生動物、媒介生物などの生息域が、近年の森林破壊や気候変動で人の生活圏と重なってきて、人に感染する機会が増えています。
「人の健康」を守るためには、「動物の健康」も「環境の健全性」も守る必要があります。この3つの健康を1つのものとして守っていくという考え方が「ワンヘルス」です。

■私たちは何をすればいいの?
各分野の専門家(医師、獣医師、環境分野の研究者など)、行政や関係機関が連携するだけでなく、ワンヘルスを意識した一人一人の行動が大切です。たとえば、「ペットを適正に飼う」「感染症を防ぐために手洗いやうがいをする」「草むらに入るときは、長ズボン着用や虫除けをする」「気候変動対策として省エネなどに努める」なども、ワンヘルスを実現するための取組として大切です。

◇関連イベント 動物愛護のつどい
日時:令和7年9月23日(火・祝)10:00〜14:00
場所:藍場浜公園(徳島市藍場町1丁目7)

■身近なこんなことも、ワンヘルスの実践になります 動物との共生
◇いまどきの犬猫の飼い方
・不妊去勢手術
・室内飼育
・迷子札
・マイクロチップ
・ワクチン

◇野良猫ってなんとかならないの?
解決策は、地域猫やTNRという不妊去勢手術をしてエサやトイレのお世話をする方法しかありません。外で暮らす猫の寿命は短く、長くて4~5年といわれています。不妊去勢手術をし、一代限りの命を見守る活動にご協力を。
詳しくは、下記の徳島県動物愛護管理センターHPへ
※詳しくは本紙をご確認ください。

問合せ:徳島県生活環境部安全衛生課
【電話】088-621-2229