- 発行日 :
- 自治体名 : 香川県さぬき市
- 広報紙名 : 広報さぬき 令和7年6月号
■これからの世の中で必要とされる力は知識を実社会で使いこなす力
子どもがしっかりと成長していくためには、変化する社会に対応しながら、いかに知識を使いこなしていくかが大事。そのためには、知識を使う場が必要です。そこで、必要とされるのが体験活動です。
■幼児期に「感性」を育むことが子どもの自発的な「学び」を生む
幼児期には「感性」などの「非認知能力」を遊びの中で育んでいくことが重要です。
■感性って?
感性:物事を心に深く感じ取る働き
「なぜ感性が必要なの?」⇒「物事に目を向けさせるから」
・「これって何だろう?」という疑問が生まれる。
↓
・やってみたい」という気持ちが芽生える。
▽「感性」から生じる学びの過程
体験…体験を通していろいろなことを感覚的に捉えること。
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概念化…感覚的に捉えたことについて「なんで?」と深く考えること。そして、答えを見つけたり自分なりに考えたりすること。
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実践…自分で考えた答えを実際に試し、うまくいったことは自分のものにして、うまくいかないことはまた繰り返しやってみること。
現代は「自分なりに考えて答えを生み出す力」に必要な「実体験」が不足しているのではないでしょうか。興味や好奇心を持つことで、自分からいろいろと学ぼうとします。体験が学びの土台となり、土台をたくさん作っていけば、子ども達の学びというのは広がっていきます。
(青木康太朗)
問合せ:生涯学習課
【電話】0879-26-9974