くらし 洞爺湖町と三豊市 友好都市提携50周年

■洞爺湖(とうやこ)町ってどんなとこ?
北海道の南西部に位置し、美しいカルデラ湖『洞爺湖』と活火山『有珠山(うすざん)』、そして噴火湾(海)に囲まれた自然豊かなまちです。
平成18年に旧虻田(あぶた)町と旧洞爺村の合併により誕生し、漁業や農業が盛んに行われているほか、観光景観にも恵まれており、北海道有数の観光地となっています。
古くからアイヌ民族が暮らしていた歴史を持ち、豊かな自然と共生してきました。
平成20年には、主要国の首脳が集うG8サミットが開催され、世界にその名を広めました。また翌21年には、国内初の世界ジオパークに、令和3年には、町内の入江、高砂貝塚が世界文化遺産に認定されるなど、自然・観光・教育が融合する地域として、国内外から高い評価を受けています。

人口:7,816人※9月30日現在
面積:180.87平方キロメートル
特産品:ジャガイモ、ナガイモ、とうや湖和牛など

■ともに歩んだ半世紀の軌跡
◇開拓者の父 大久保諶之丞(じんのじょう)
明治20年、財田町の住民を含む香川県丸亀藩の移住民たちによって、洞爺村の開拓が始まりました。大久保諶之丞は、この北海道移住政策に力を注ぎ、明治末までには183戸、901人が移住しました。

◇姉妹町村締結
昭和50年4月1日、開拓者の移住縁故を機に、財田町と洞爺村が姉妹町村の盟約を締結。調印式は、町長と村長が電話を通じて行うユニークな方法で行われました。
昭和61年には、洞爺村の開基100年式典が盛大に行われ、財田町民が鍬(くわ)踊りを披露したほか、開拓記念碑『拓土創始(たくどそうし)の碑』が寄贈されました。

◇交流を深め、友好都市へ
両町村がそれぞれ、三豊市、洞爺湖町へ合併した後、平成19年7月1日に友好都市提携を締結しました。行政訪問や親善訪問、青少年交流の『フレンドリーツアー』や農業・物産交流で絆を深めてきました。
そのほか、ちょうさや獅子舞(ししまい)など、文化交流も盛んに行われています。

◇祖先を同じくするつながりは今も随所に
洞爺村への移住から100年以上が経っていますが、移住者の子孫が何気なく話す言葉の中に讃岐ことばが残っていたり、洞爺湖町内には、『財田(たからだ)』『香川』という地名があったりします。

■行政訪問団
◇友好都市提携50周年記念式典(7/5)
山下市長と丸戸議長をはじめとした訪問団が、洞爺湖町を訪問し、記念式典に出席しました。
洞爺湖町の下道英明(しもみちひであき)町長は、「これまでの友好の歴史は、私たちにとってかけがえのない財産。今後も末永く続くことを願う」とあいさつし、山下市長は「この強い絆を次代につなげるため、さまざまな分野でより関係を強めていきたい」と述べました。
両市町は『友好都市交流にかかる確認書』に署名をし、友好関係をより強固に将来にわたり継承していくことを確認しました。

◇洞爺湖町行政訪問団が三豊市を視察(10/8-9)
洞爺湖町の下道英明町長と大西智(さとし)議長が、三豊市を訪れ、瀬戸内国際芸術祭秋会期中の粟島や宝山湖OKURA(オークラ)ボールパークなどを視察しました。

■青少年交流
◇ふるさと・ふれあいフレンドリーツアー
毎年7月に三豊市から、11月に洞爺湖町から小学生が相互に訪問し、さまざまな体験を通して友好の絆を深めています。洞爺湖町では、とうきび狩りや洞爺湖有珠山(うすざん)ジオパークの見学、三豊市では、うどんづくりやミカン狩り体験など地元の自然や文化を体験しています。

■アンケートクイズに答えよう!
正解者の中から、抽選で10人に市観光交流局の『絶景カレンダー2026』をプレゼントします。
クイズ:洞爺湖町と三豊市は、今年で友好都市提携何周年?
〇周年
※数字で答えてください。
応募方法:
(1)住所
(2)氏名
(3)年齢
(4)電話番号
(5)クイズの答え
(6)今月号の感想(良かった点、気になった点、今後掲載してほしい内容など)
を記入し、応募フォームまたは郵便はがきでご応募ください。
送付先:〒767–8585 三豊市高瀬町下勝間2373番地1 三豊市役所秘書課 広報担当宛
11月21日(金)必着
※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
※個人情報や意見などは、当該業務に限って使用します。

問い合わせ:秘書課
【電話】73・3001