- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県今治市
- 広報紙名 : 広報いまばり 2025年12月号
「IMABALINA(イマバリーナ)」という言葉はご存じですか。
“今治をこよなく愛してくれる人”という意味がこの言葉には込められています。今治に住む方はもちろん、ふるさと納税をしてくれた方、観光で訪れた方、移住してきた方、今治の特産品を手に取ってくれた方ーー地元の内と外を問わず、この地を思って具体的な一歩を踏み出してくれたすべての人たちのことです。
きっかけは、とあるアーティストが制作した1つの楽曲から。現在は合言葉として、今治市のブランド戦略の大きな一翼を担っています。今年からは著名人に「今治エール大使(IMABALINA Ambassador)」になっていただく取り組みも始まりました。言葉が人をつなぎ今治の輪を広げる背景を、本文で詳しくお伝えします。
◆〔注目〕ふるさと納税 ぐんぐん成長中↑↑
平成30(2018)年に本格稼働した今治ブランド戦略会議では、「i.i.imabari!」をキャッチコピーに、さまざまなキャンペーンを展開し、多くの人を今治に呼び込んできました。
令和5(2023)年には、「(株)今治あきない商社」が設立され、官民連携で今治のブランディング、シティープロモーションを推進しています。その成果はふるさと納税にも表れており、令和6(2024)年の寄附金額は3年前の約2.7倍に増加。地元産品の販路拡大にもつながっています。
◇寄附金額に占める割合
令和6年度では、寄附金額の6割をタオル製品で占めています。2番目は農産品で、紅まどんなを代表する柑橘類が人気でした。

◇寄附金額
令和3年 10億6,622万円
令和4年 11億6,402万円
令和5年 17億1,709万円
令和6年 29億4,481万円

