くらし 流域治水の取り組み

近年、全国的に時間雨量50ミリを超える強い雨の回数が、約40年前と比べ、約1.5倍に増加しています。
今後も気候変動の影響で、降雨量が増加して洪水などの水害リスクの増大が懸念されています。

■「流域治水」とは
水害リスクの増大に備えるため、流域で暮らす住民や企業の方などの流域の関係者全員が協働して、
洪水を安全に「ながす」[流]
流域で雨水を「ためる」[貯]
氾濫を一定の地域に「とどめる」[留]
水害に「そなえる」[備]
に取り組み、流域全体で「水害に強い地域づくり」を目指すことです。

■取り組み事例
ながす…川幅を拡げて、安全に水を流します。
とどめる…砂防ダムを造り、土砂や木が下流に流れることを防ぎます。
そなえる…河川の水位や画像、浸水想定区域図を公表しています。お住まいの地域の水害リスクを事前に把握し、
大雨が予想される時は、市町村から発表される避難情報に従い、避難しましょう。

各種情報の確認はこちら
河川の水位情報等(県水防情報システム)
→【HP】https://suibo-kouho.suibou.pref.kochi.lg.jp/sp/

洪水浸水想定区域図(県河川課ウェブサイト)
→【HP】https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2019102100196/

防災情報をお知らせする高知県防災アプリも活用してください!
インストールはこちら
→【HP】https://apps.apple.com/jp/app/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E9%98%B2%E7%81%BD%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id1496723498

ためる…グラウンドや家の敷地に一時的に雨水を貯めて、川の水位の急激な上昇を防ぎます。
・グラウンド貯留
・地中に浸透
・貯めて庭の水やり等に使用

■進め方
県では、19水系で流域全体で実施する内容などを「流域治水プロジェクト」として取りまとめ、取り組みを推進しています。

県 流域治水 プロジェクトHP
→【HP】https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2021080200034/

県の流域治水リーフレット
→【HP】https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2025022700026/file_contents/file_20252274154315_1.pdf

問い合わせ:県庁 河川課
【電話】088-823-9838