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■令和7年 秋の叙勲
11月3日に発表された秋の叙勲において、戸田雅威さん(蓮池)が瑞宝双光章を受章されました。受章された戸田さんの功績をご紹介します。

◇瑞宝双光章 戸田雅威さん
戸田さんは、38年にわたり小中学校臨時教員並びに教諭、教頭、校長として、児童生徒一人一人に向き合い、「地域とともに子どもを育てる」という考えのもと、学校と家庭、地域と協働した教育を推進されました。
小中学校合わせて24年間勤務していた戸波地区では、平成9年に「戸波の未来を戸波の子どもたちに」を合言葉に、地域、保護者会、PTAとともに「戸波あったか教育推進会議」を発足させ、保育園、小学校、中学校、地域の連携を強化し、継続的な地域教育ネットワークの構築を進められました。
また、須崎中学校勤務時代には、県内初の職場体験学習「わくわくチャレンジinすさき」に取り組み、地域と中学生を結び繋げられました。
この成果を受け、小学生版も開催されるようになり、地域全体で子どもたちの育ちを支援する体制を築き、小学校と中学校、そして保護者が協働し、地域ぐるみでの教育を強化されました。
そして、地域との連携を深める中で、保護者や地域住民と協働し、人権教育を基盤にした教育活動を推進し、退職後も須崎市人権交流センターで人権教育に取り組み、現在高知県人権教育研究協議会および全国人権教育研究協議会で代表理事として人権教育の推進と発展に尽力されています。
また、挨拶運動や見守り活動を行っているなかまとともに、引き続き地域の子どもたちを支援し続けられていますが、これらは戸田さんが常に「みんなに助けてもらっている」という感謝の気持ちを持ち続け、地域との信頼関係を築きながら、教育活動に取り組んでこられた結果であり、地域に支えられ、地域を紡ぐ教育こそ、戸田さんの最大の功績と言えるでしょう。

■第25回 全日本少年少女空手道選手権大会 第3位
西史穏さん(高岡第一小学校・所属道場:市内の「光正塾」)が8月21日〜24日に東京武道館にて開催された第25回全日本少年少女空手道選手権大会において、小学校1年男子組手の種目で、見事第3位を獲得されました。

■第24回 全国障害者スポーツ大会 第3位・第4位
坂本順一さんが10月25日〜27日に滋賀県にて開催された第24回全国障害者スポーツ大会「わたSHIGA輝く障スポ」において、フライングディスクの競技で、見事1日目に第4位、2日目に第3位を獲得されました。