くらし 【命の安全・あんしん】【暮らしのあんしん】【将来のあんしん】の実現

■令和7年度一般会計当初予算額　175億9,431万5千円
(前年比18億9,648万2千円　12.1%増)

一般会計は前年度より12.1%の増、特別会計は1.6%の増、水道事業会計は42.5%の減、病院事業会計(保育事業を含む)は1.5%の増、農業集落排水事業は1.1%の増となっています。一般会計の増額は、人件費増や保育園および教育施設の施設整備事業が重なったことなどが理由となっています。「3つのあんしん」実現のための主な施策は次のとおりです。

■命の安全・あんしん
・南海トラフ巨大地震対策として、引き続き住宅の耐震診断・耐震改修設計・耐震改修補助、高台整備事業の実施　など

■暮らしのあんしん
・公共交通不便地域と病院や商業施設などを結ぶ地域内交通の導入
・後期高齢者の方が免許返納後も安心して移動手段を確保できるように、ドラゴンバス乗車料無償化のためのシステム構築を行う
・大企業などで実績のある人材とマッチングする機会の創出と、市内事業者の事業拡大などに補助金を交付する事業者支援事業の実施
・外国の方との共生をきっかけに弱まりつつある地域コミュニティを編み直し、新しい方法で地域創生を進める多文化共生のまちづくりの推進　など

■将来のあんしん
・統合保育園建築に係る新園舎建築工事などの実施
・統合中学校新築事業に係る設計業務、地質調査などの実施
・「こどもまんなか夢会議」での提案を反映した資格取得など支援補助を行う
・市内の子育て応援団(事業所)に対し、「こどもに優しい事業所」整備に必要な経費の補助を行う　など

歳入予算では、自主財源は70億400万3千円(構成比39.8%)計上しています。市税において、固定資産税で前年度より2,552万4千円、市民税で2,416万3千円、軽自動車税で111万7千円、入湯税で22万7千円の増収を、市たばこ税で1,587万3千円の減収を見込んでおり、市税全体では前年度比約1.3%、金額で3,515万8千円の増収を見込んでいます。
依存財源は105億9,031万2千円(構成比60.2%)を計上しています。道路整備や施設整備、南海トラフ巨大地震対策事業、統合保育園施設整備事業や統合中学校施設整備事業の財源として、国庫補助金や市債を予定しており、市債は前年度より3億5,235万9千円の増額を見込んでいます。

■当初予算の概要(前年度との比較)