- 発行日 :
- 自治体名 : 高知県四万十市
- 広報紙名 : 広報しまんと 令和8年2月号
今年は厳しい寒さの年明けとなりました。私の初公務は、1月2日に開催された「新春はしりぞめ」でした。雪混じりの雨が降るあいにくの天候でしたが、435名の皆さまとともに無事に完走することができました。多くの子どもたちの力強い走りに、私自身もたくさんの元気をもらい、すがすがしい気持ちで一年をスタートすることができました。
続く1月3日には、午前中に西土佐地域、午後からは中村地域の成人式に出席いたしました。両会場あわせて234名の皆さまの門出を直接お祝いできましたこと、大変うれしく存じます。二十歳の節目を迎えられた皆さま、誠におめでとうございます。また、これまで深い愛情をもってはぐくんでこられたご家族や保護者の皆さま、恩師、そして地域の皆さまに対し、深く敬意を表します。今年二十歳となった皆さまは、青春時代の活動が制限され、悔しい思いをされた時期もあったかと思います。しかし、その困難を乗り越えた皆さまは、誰よりも「変化に適応し、他者の痛みに寄り添える世代」です。予期せぬ事態にどう向き合うか。その葛藤の経験は、これからの長い人生において何物にも代えがたい大きな力となるはずです。「感謝の気持ち」と「つながり」を大切に、夢に向かって挑戦してください。皆さまの未来が希望と実りに満ちあふれたものとなるよう、心よりお祈り申し上げます。四万十市も皆さまに負けぬよう、共に歩みを進めてまいります。
さて、昨年末の12月24日、熊本県阿蘇市において、阿蘇市・八代市・四万十市の3市を中核とする全国の自治体と、崇城大学IoT・AIセンター(熊本市)が連携した「自治体連携プラットフォーム」構築事業の記者発表を行いました。この事業は、各自治体が持つ課題解決の事例やノウハウ、地域資源などの情報を集約し、A(I人工知能)技術を用いて可視化することで、解決コストの低減や新しい価値の創造につなげることを目的としています。行政だけでは対応しきれない複雑な社会課題に対し、企業、教育・金融機関、そして住民の皆さまが連携・協働して解決に取り組む「地域共創社会」の実現。これは人口減少に直面する地方自治体にとって、極めて重要な一歩となります。もはや隣町と競い合うのではなく、手を取り合い、知恵を共有することこそが持続可能な成長への鍵です。近隣市町村はもちろん、全国の自治体との連携を深め、四万十市のさらなる活性化につなげてまいります。
まだまだ寒い日が続きます。皆さまにおかれましては、くれぐれもご自愛ください。
