- 発行日 :
- 自治体名 : 高知県香美市
- 広報紙名 : 広報香美 2025年12月号
香美市では平成25年度からの3年間、県教育委員会の「キャリア教育推進地域事業」の指定を受け、市内の全小・中学校で地域の豊かな教育資源(人・自然・伝統・産業、保育所から大学まである教育環境など)を活かした「キャリア教育」に取り組んできました。
その取組の一つの「キャリアチャレンジデイ」は、香美市内の中学2年生を対象に行っているプログラムです。令和元年度までは高知工科大学を会場に、地域の皆さんのご協力をいただきながら、市内3中学校の生徒が一同に集まって開催していました。コロナ禍以後は各中学校を会場に、オンラインで県外企業の方々のお話を聞く「キャリアチャレンジデイ On Line Meets」と、地元の企業・団体の方に直接お会いしてやり取りをしながらお話を聞く対面のハイブリッド型で開催していました。今年度は6年ぶりに、鏡野中学校に市内すべての中学2年生が集合して開催されました。
■~キャリアチャレンジデイのねらい~
生徒たちは、さまざまな業種や職種の方々の話を聞き、「職業の役割」と「その仕事に必要な能力」との関係について理解を深めます。また、出会った講師の方々の生き方や価値観に触れることで、自らの将来を考える貴重な機会とします。
9月12日に実施した「香美市キャリアチャレンジデイ」では市内の中学2年生約170名が参加し、午前・午後の二部構成で行いました。午前の部では、企業4社とオンラインでつながり、仕事や働くことについて学びました。午後の部では、地元の方を招いた対面での講話を通し、より身近な視点からキャリアについて考える機会となりました。
事前学習では、1人1台のタブレット端末を活用し、「働くこと」の意味について意見を交わしたり、参加企業について調べたり、講師への質問を考えたりと、主体的な学びを進めてきました。
当日は、企業・団体や働く人々の「意志・役割・能力」について講師の方々から熱意あるお話をしていただき、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。講師の話を通じて、働くことの意義や社会との関わり、自分の将来について考えるきっかけを得た様子が見られました。また、業種や立場の異なる講師の話の中に共通点を見出し、「自分はどのように生きていきたいか」を考えるうえで大切な視点や価値観に気づくことができた生徒も多くいました。まさに、生き方を考えるキャリア教育の場となりました。キャリアチャレンジデイで得た気づきや学びを、自分自身の将来や生き方へとつなげていってほしいと願っています。
香美市では今後も、子どもたちが自らの可能性に気づき、主体的に将来を切り拓いていけるよう、地域と連携しながらキャリア教育の充実を図っていきます。
■自分を成長させる「意志・役割・能力」の関係

