くらし まちの話題

■高吾北地区3町の消防団合同演習が開催されました
3/2 宮の前公園(越知町)で「越知町」「佐川町」「仁淀川町」の高吾北地区3町の消防団による合同演習が開催されました。
仁淀川町からは吾川分団、仁淀分団、池川分団、86人が参加し、3町の全13分団が集まり総勢294人が人員服装点検、機械器具点検に続き、分列行進、一斉放水などの訓練を行いました。午後からは各分団対抗の「火点早当て、ドラム缶球出し競技」が行われ、日々の訓練の成果を競い合いました。

○競技内容
1チーム10人で、河川からホースをつなぎ合わせて、火点を倒す、ドラム缶に注水し中のボールを外へ出す一連の速さを競う。
迅速なホースの延長と放水技術、チームワークが必要な競技です。

■ご長寿おめでとうございます
藤原亀喜代さん(川口)が100歳に
3/21 満100歳のお誕生日を迎えられた藤原亀喜代さんを、古味実町長が訪問しました。長年、県庁に勤務され、退職後は町の監査委員や選挙管理委員長を務められ、町行政に貢献されました。
100歳になっても背筋がピンと伸び、1人暮らしを続けられています。長生きの秘訣(ひけつ)は毎朝の体操と規則正しい生活を続けることが大切と話をしてくれました。
亀喜代さん、いつまでもお元気で。

■いけがわマルシェが開催されました
3/23 仁淀川町ふれあい公園で、「いけがわマルシェ」(Ō IKEGAWA(オーイケガワ)主催)が開催されました。このイベントは、地元の有志たちが「みんなが楽しめる場所を作りたい」という思いを込めて行っているもので、今回で第5回目の開催となります。
当日は、飲食店や雑貨店、マッサージ店など、さまざまな業種の18店舗が出店しました。またステージでは池川神楽が披露され、町内外から多くの人々が訪れ、にぎやかな一日となりました。

Ō IKEGAWA(オーイケガワ)代表の若藤美紀さんは「これからも、地域の皆さんとともに、楽しい時間を共有できるよう努力してまいります。次回のいけがわマルシェにもぜひご参加いただき、共に楽しんでいただければと思います!」と話していました。

○次回のいけがわマルシェ
日時:5月17日(土)11:00~15:00
場所:仁淀川町ふれあい公園

■集落活動センター「秋葉の里 別枝」開所式が行われました
3/21 爽やかな春晴れのもと、別枝地区に完成した集落活動センター「秋葉の里 別枝」の開所式が行われました。
この集落活動センター運営の母体となる「秋葉まつりの里・未来会議(以下、「未来会議」)」(大石邦廣代表)は、地域の人口減少により耕作放棄地や伝統文化の存続が懸念されていることから、令和4年に地元有志で組織を立ち上げ、令和5年度に高知県の「小さな集落活性化事業」を活用し、活動拠点施設となる「渓流茶屋 嵯峨野」の整備や地域高齢者の生活支援などを行い、高知県で68番目の集落活動センターとして開所しました。
式典には濵田省司高知県知事、古味実町長、横山文人高知県議会議員、大野弘町議会議長、地元住民ら40人が出席し、当センター運営組織の大石邦廣代表が「今までの活動が実を結びセンターとして新たな一歩を踏み出せることを会員一同感謝しております。今後はこれまでの活動だけでなく、検討を進めておりますグランピング事業を起爆剤とし、地域の活性化を頑張ってまいります」とあいさつを述べました。
式典後は会場を別枝多目的集会施設に移し、初めに未来会議役員の片岡和彦さんがこれまでの取り組みを発表した後、高知県産業振興推進部の信吉地域産業振興監のあいさつと乾杯の発声により懇親会が始まりました。彩り豊かな地元の料理も並べられ、集落活動センター「秋葉の里 別枝」の誕生を盛大に祝いました。

○「集落活動センター」って?
集落活動センターとは、地域の住民が力を合わせて将来にわたり「安心して暮らし続けられる集落づくり」を進めるため、高知県が進めている事業です。地域が抱える課題を解決するため、廃校や集会所、地域の空き家などを活動の拠点として、旧小学校区エリア程度の複数集落が連携し、生活、福祉、産業、防災といったさまざまな活動を総合的に取り組む仕組みづくりを目指しています。
「秋葉の里 別枝」は、長者地域の「だんだんの里」、下名野川地域の「山村自然楽校しもなの郷」に次ぐ、町内で3カ所目のセンターとなりました。

■長者小学校・長者保育所 閉校閉園記念式が開催されました
3/22 150年余りの歴史を刻んだ長者小学校と57年の歴史を数えた長者保育所の閉校・閉園式典に、卒業生や地域住民ら約300人が駆けつけ、思い出が詰まった学び舎(や)に最後の別れを告げました。
長者小学校は、明治8(1875)年8月、古城山旧庄屋の建物で授業を開始しました。昭和61(1986)年には泉川小学校を統合。これまでに4000人を超える卒業生を送り出しました。長者保育所は、昭和43(1968)年4月、仁淀村立ふたば保育所から保育士の派遣を受け、仁淀農協長者支所倉庫2階に間借りして保育事業を開始しました。平成21(2009)年から仁淀川町社会福祉協議会による運営を開始。これまでに714人を送り出しました。
式典では、岡林栄臣閉校閉園事業実行委員長が「地域の方々に支えられて育ててもらった保育所・小学校が無くなるのは寂しいが、長者らしく記念事業を盛り上げ、みんなの心にいつまでも残るものとしたい」とあいさつを述べました。
一圓想による太鼓演奏では、大人に交ざって子どもたちが生き生きと演奏しました。また、小学校と保育所の歴史や生活をスライドショーで紹介する「長者小学校・長者保育所の思い出」では、豊かな自然と地域の方々の温かい心に包まれ過ごした思い出が映し出されました。
最後に、出席者全員で「だんだんの約束」を歌い、それぞれ小学校と保育所の歴史に思いをはせ、涙をこらえて歌う姿も。
式典終了後には、校庭で閉校閉園記念碑の除幕式も行われ、当時を懐かしみながら、旧友や恩師らと思い出話に花を咲かせていました。在校生と在園児は4月から統合先の別府小学校・ふたば保育所で新たなスタートを切りました。