- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県北九州市
- 広報紙名 : 北九州市政だより 令和7年6月15日号
◆Nature Positive
今年の6月は「ネイチャーポジティブPR強化月間」です!
令和4年の生物多様性条約締約国会議(COP15)において採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」では、生物多様性の損失を止め回復軌道に乗せる、いわゆる「ネイチャーポジティブ(自然再興)」が掲げられています。
北九州市では、今年の6月を「ネイチャーポジティブPR強化月間」として、いろいろなイベントを開催します。
◆注目イベント いきものコレクションアプリBiome(バイオーム)コラボイベント
6月1日(日)〜7月31日(木)
生き物を撮影すると、それが何の生き物か、どれくらい珍しいものかを知ることができたり、コレクションしたりすることができるスマートフォンアプリ「Biome」。
北九州市内で生き物を探して投稿し、さらに響灘ビオトープ(若松区響町1丁目)や曽根干潟(小倉南区)などを巡ることでポイントが加算される「いきものクエスト」を開催します。さまざまなミッションを達成した参加者には抽選で景品を進呈します。
※参加には「Biome」アプリのダウンロードが必要です。
北九州市の身近な生きものたちの魅力を再発見!
その他のイベントやアーバンネイチャー北九州についてはコチラ
※詳しくは本紙をご覧ください。
問い合わせ:環境局ネイチャーポジティブ推進課
【電話】093-582-2239
◆Food Loss
食品ロス〜自然環境を守るのは、まず家庭から。
日本では、本来は食べられるのに捨てられている食品、いわゆる「食品ロス」が年間472万トン発生しており、家庭から発生するものがその半分を占めるといわれています。ぜひ楽しみながら工夫して食品ロスを減らし、自然の恵みを大切にしましょう!
食品ロス量:472万トン
家庭系:236万トン 50%
(1)食べ残し:100万トン 21%
・お皿に残ったおかず
・袋を開けたお菓子 など
(2)直接廃棄:102万トン 22%
・買ったままの野菜・魚・肉
・開けてない菓子 など
(3)過剰除去:33万トン 7%
皮のむきすぎ など
事業系:236万トン 50%
外食産業:60万トン 13%
食品製造業:117万トン 25%
食品卸売業:10万トン 2%
食品小売業:49万トン 10%
食品ロスの発生量(農林水産省・環境省令和4年度推計)
◆買い物のとき気を付けること
◇買い物前に、食材をチェック(2)
冷蔵庫や食品庫にある食材を確認する
・メモ書きしたりスマートフォンで撮影したりして、買い物時の参考にする
◇必要な分だけ買う(2)
使う分・食べ切れる量だけ買う
・まとめ買いを避け、必要な分だけ買って、食べ切る
◇期限表示を知って、賢く買う(2)
利用予定と照らして、期限表示を確認する
・すぐ使う食品は、棚の手前から取る
◆家庭でできること
◇適切に保存する(2)
・食品に記載された保存方法に従って保存する
・野菜は、冷凍・ゆでるなどの下処理をして、ストックする
◇食材を上手に使い切る(1)(2)(3)
・残っている食材から使う
・作り過ぎて残った料理は、リメイクレシピなどで工夫する
◇食べ切れる量を作る(1)
・体調や健康、家族の予定も考慮する
参考:消費者庁・環境省パンフレット
◆北九州市ではこんな取り組みも行っています!
◇フードドライブ
家庭に眠っている食品や、運搬での外装のつぶれや商品表示の印刷ミスなどで販売できない食品(食品ロス)を持ち寄り、食品を必要とするフードバンクや子ども食堂、福祉施設などに寄付する活動です。
※詳しくは本紙をご覧ください。
◇生ごみコンポスト
家庭から出るごみの3分の1が生ごみです。
生ごみをコンポスト化することで、ごみを減らし、堆肥として活用することができます。
・「親子生ごみコンポスト化講座」の参加者募集中
詳細は本紙「トピックス」の「夏休み特別企画コンポスト親子講座」をご覧ください
つながる世界
つなげる未来
ゴミを減らして
自然を守ろう!
この特集に関するお問い合わせ:
環境局ネイチャーポジティブ推進課【電話】093-582-2239
循環社会推進課【電話】093-582-2187