- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県福岡市
- 広報紙名 : 福岡市政だより 令和7年9月15日号
結核は過去の病気と思われがちですが、今も全国で年間約1万人が、新たに診断されています。
●結核の感染経路について
結核は、咳(せき)やくしゃみに混ざった結核菌を周囲の人が吸い込むことで感染します。
感染しても、発病するのは感染者の約1割といわれていますが、体力や免疫力が落ちると、眠っていた結核菌が増殖し、発症リスクが高くなります。数年から数十年後に発病する場合もあるため、咳や微熱、だるさが2週間以上続く時は医療機関を受診しましょう。
●予防について
抵抗力の弱い乳児は、結核を発病すると重症化しやすい傾向があります。生後5カ月から8カ月の間にBCGワクチンを接種しましょう。
また、発病は高齢者に多くみられます。65歳以上の人は毎年検診を受けましょう。各区保健福祉センター等で、結核・肺がん検診(胸部エックス線撮影)を行っています。予約は、集合健診・よかドック総合窓口(【電話】0120-985-902)へ。
記事に関する問い合わせは、感染症対策課(【電話】092-791-7096【FAX】092-406-5075)へ。
◆9月24日(水)~30日(火)に結核予防のシンボルカラー「赤」にライトアップします。
・博多ポートタワー(博多区築港本町)…午後6時30分~午前0時
・赤煉瓦(れんが)文化館(中央区天神一丁目)…日没~午後9時