くらし 大雨に備えて今できること 自分や大切な人の命を守るために
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県福岡市城南区
- 広報紙名 : 福岡市政だより 城南区版 令和7年6月15日号
近年、大雨による被害が全国各地で発生しています。被害を最小限にするためにも、自宅周辺の災害リスクや非常持ち出し品を確認しましょう。
●直近の被害
令和6年度は計3回、大雨警報が発表され、区内では道路の冠水や土砂の流出などの被害が発生しました。
また、令和5年7月には、大雨の影響により、住宅地などで土砂崩れが起きています。災害の危険性はどこにでも潜んでいます。
●新しい洪水ハザードマップの確認を
集中豪雨などによる中小河川の氾濫リスクが高まっていることから、市は令和7年3月に洪水ハザードマップの見直しを行いました。区内では、七隈川や片江川、駄ケ原川など一部の河川周辺が浸水想定区域として追加されています。
洪水や土砂災害などの各種災害リスクや、避難所などの情報をまとめた「総合ハザードマップ」を、市ホームページ(「福岡市 総合ハザードマップ」で検索)に掲載しています。また、紙版のハザードマップは区役所で配布しています。
●備蓄・非常用持ち出し品の準備を
停電や断水などに備えて、3日分以上の・食料・飲料水・常備薬・衛生品・粉ミルク・紙おむつ・携帯用トイレ―などの生活必需品のほか、携帯充電器などもそろえておきましょう。
避難時に必要な物は、あらかじめリュックなどにまとめて、すぐに持ち出せる場所に置いておくと安心です。
市ホームページ(「福岡市 備蓄」で検索)では、家庭での備蓄品や避難時の非常用持ち出し品の例を確認できます。
問い合わせ先:区総務課
【電話】092-833-4055【FAX】092-822-2142
◆警戒レベル4までに必ず避難を
≪警戒レベル・避難情報等≫
5 災害発生または切迫 緊急安全確保
(警戒レベル4までに必ず避難)
4 災害の恐れが高い 避難指示
3 災害の恐れあり 高齢者等避難
2 気象状況悪化 大雨・洪水・高潮注意報(気象庁)
1 気象状況悪化の恐れ 早期注意情報(気象庁)
高齢者や障がいのある人など、避難に時間がかかる人は、警戒レベル3「高齢者等避難」までに避難し、その他の人も、レベル4「避難指示」までに必ず避難を完了してください。レベル5「緊急安全確保」は命に危険が迫っている状況です。避難ができていない場合は、少しでも危険が少ない場所に移動するなど、命を守るための最善の行動を取ってください。