くらし もの忘れの心配があれば相談と受診を~認知症に対する考え方も変わってきています~

■まずは早期発見・早期対応が大切です
認知症になることは特別なことではなく、誰もが人生の中で認知症になる可能性があります。認知症は早期発見・早期対応をすることにより、これまでの暮らしが継続できたり、生活習慣を見直すことで進行をゆるやかにしたりすることが期待できます。

○相談する
自分(家族)が認知症かもしれないと思ったら、ひとりで抱え込まず、生活のことや受診のこと等、まずは相談してください。

○病院を受診する
まずはかかりつけ医に相談し、必要に応じて、専門医療機関を紹介してもらいましょう。
かかりつけ医がない場合は、地域包括支援センター等に相談し、認知症疾患医療センターや認知症対応医療機関を教えてもらう方法があります。

これまでは、認知症の人を「支援」するという関わりが中心でした。これからは、認知症の人が自分の力を生かして、大切にしたい暮らしを続けられるよう「ともに」考え、暮らしやすいわがまちを一緒に作っていくことが求められています。
「認知症になったら何もできなくなる」ではなく、認知症になってからもできること、やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間とつながりながら、「希望を持って自分らしく暮らし続けることができる」という視点が「新しい認知症観」です。

■知っていますか?「のおがた認知症お役立ちガイド」
認知症になっても安心した生活を送ることができるように、認知症の人の状態に応じた適切なサービス提供までをまとめた本です。
市庁舎5階地域包括支援センター(51番窓口)で配布しています。お気軽にご相談ください。
市ホームページでもダウンロードできます。

■認知症の人やご家族の交流に
○認知症カフェ
認知症の人や家族、地域の人、専門職等、誰もが参加し、気軽に話や交流ができる場です。
開催日時や内容等の詳細は、それぞれのカフェで異なります。直接問い合わせの上、ご参加ください。

■認知症のイベントや研修の情報を知りたい人へ
○認知症アプリ(掲示板)
二次元コードから認知症に関するイベントやカフェ等の情報が確認できます。
ぜひ、アプリを利用してください!
※市に届いた情報を掲載しています。
各イベントの詳細については問い合わせ先にご連絡ください。
※詳細は本紙参照

問合せ:健康長寿課高齢者支援係(地域包括支援センター)
【電話】25-2391【FAX】24-7320