くらし [まちの話題]田川のニュースをお届け! Tagawa City News

■[7/9]健康・介護・災害支援 株式会社翔薬と協定締結
医薬品や医療機器・医療食品などの販売を手がける株式会社翔薬(福岡市)と市が、健康づくりに関する事業連携協定を締結しました。今後はこの協定に基づき、健康づくりや予防接種、健診、介護予防事業などの分野で普及・啓発を実施。さらに、災害時における支援体制も官民の協力・連携により強化します。

■[7/15]伊田小学校の「土俵」 惜しまれつつ幕を下ろす
伊田小学校の土俵は、約70年間にわたり相撲大会などで地域住民に親しまれてきました。しかし、年々進む老朽化と相撲人口の減少により、取り壊すことになりました。お別れ会には同校の5・6年生と卒業生などが参加。写真や卒業生の体験談などで歴史を振り返ったほか、最後に感謝の気持ちを込めて相撲をとりました。

■[6/2・9 9/22]「どろリンピック」や田植え・稲刈りを体験 地元の田んぼで心を育む
6月2日、猪位金学園の5年生26人が「どろリンピック」に参加し、学園付近の田んぼで鬼ごっこやリレーなどを楽しみました。今年で12回目を迎えるこの行事は、ふるさとの田んぼで遊ぶことで、ふるさとや仲間を大切にする心などを育むために実施しています。初めは恐る恐る田んぼに入っていた子どもたちも、次第に本領を発揮。全力で走ったり泥を掛け合ったりしながら、最後には泥まみれになって笑顔で楽しみました。その後、6月9日の田植え体験に続き、秋分を控えた9月22日には稲刈りも体験。子どもたちは黄金色に実った稲を丁寧に刈り取りました。収穫した新米は同学園に提供され、全校児童生徒の給食に登場。食べ物と生産者への感謝とともに、子どもたちが「食」を楽しむことで、約半年にわたる一連の体験は締めくくりを迎えました。

■[7/15]ニュージーランド代表選手団 田川市でバレーボール交流
7月7日~16日の期間で、福岡県がバレーボール男女U-20ニュージーランド代表選手団の合宿を受け入れました。この一環で、15日に選手団が本市に来訪。県と田川市スポーツ協会が連携して交流試合や交流イベントなどを実施しました。市総合体育館で行われた交流試合には、女子プロバレーボールチームのカノアラウレアーズ福岡(福智町)などが参加。地元の園児や生徒も応援に訪れ、迫力の試合を見学しました。また、選手団は道着に着替えて弓道に初挑戦し、日本の伝統的な武道を楽しみました。続いて行われた市長表敬訪問では、女子チーム監督のアンドリュー・キルハムさんがあいさつ。「相手チームは非常に強く、選手たちにとって成長できる良い機会となりました。試合以外でも交流ができて嬉(うれ)しい。今後も交流が続けられるよう願っています」と思いを伝えました。

■[8/6]国際交流員(CIR)が交代多彩な事業を引き継いでドイツと田川市のかけ橋へ
市の国際交流員であったマーティンさん(ドイツ出身)が、7月31日で退任。同月19日の「小学生サマーイベント」で、海外の文化やゲームを子どもたちに伝える仕事を最後に、田川市民としての新たな活動を始めました。8月6日には、ドイツからハーバーシュトロー・シャーロッテ・リリーさんが着任。村上市長から辞令を受け取ると、早速「中学生海外派遣事業」に着手。派遣先のドイツとの連絡調整や中学生の事前研修など、さまざまな準備を進めており、11月3日に中学生と一緒に日本を出発予定です。さらに、並行してイベントでの通訳業務やパラスポーツ体験の運営にも携わるなど精力的に活動。リリーさんは「こんなに忙しいなんて!」と驚きながらも「ドイツを含めさまざまな異文化に触れることができる機会を作っていきたい」と意気込んでいます。
(1)(2)子どもたちと交流するマーティンさん
(3)村上市長から辞令を受け取ったリリーさん
(4)パラスポーツ体験でボッチャの得点を確認
(5)博物館企画展の記念式典でベルギー関係者の通訳を担当
※写真は本紙27ページをご覧ください