- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県大川市
- 広報紙名 : 市報おおかわ 令和7年10月1日号
■大川市の宝を守り、活かす新たな一歩
7月18日付で、国の文化審議会文化財分科会の答申を経て「大川市文化財保存活用地域計画」が文化庁長官から認定を受けました。福岡県内では8例目となります。これからはこの計画に基づき、市民の皆さんと力を合わせながら、地域ぐるみで文化財を守り、活かしていくに取組を進めていきます。詳しくは、市ホームページをご覧ください。
■文化財保存活用地域計画とは
文化財保護法に定められた市町村における文化財の保存・活用に関する総合的な計画です。各市町村において取り組む目標や具体的な内容を記載したものです。計画に基づき、多様な文化財を総合的・一体的に保存・活用することで、地域社会総がかりによる文化財の保存・活用を推進することができます。

■大川市文化財保存活用計画
●計画の目的
市民のみなさんが地域に誇りと愛着を持てるよう学校教育や生涯学習の分野を中心に文化財の保存と活用を推進しています。しかし、少子高齢化、感染症拡大の影響等もあり、文化財の継承が危ぶまれる状況も指摘されるようになっています。
このことから、市民のみなさんと一緒に文化財を保存・継承し、積極的に活用していく、「文化財を守り活かすまちづくり」の推進を図ることを目的として、計画を作成しました。
●計画の期間
令和7年度~令和16年度までの10年間
●計画の内容第1編文化財の保存・活用に関する総合計画
○文化財の概要
1.指定文化財 36件(令和7年3月現在)
国指定文化財5件、県指定文化財6件、市指定文化財12件、国登録文化財13件
2.未指定文化財 把握した未指定文化財は、4,730件(令和7年3月現在)
○歴史文化の特性
有明海に注ぐ筑後川河口域に位置するまち固有の歴史文化が継承されていること
○大川市の文化財の保存・活用の目標・方針・措置

○推進体制
市民のみなさんと行政を中心とした官民協働による「文化財を守り活かすまちづくり」を推進するための体制を構築します。

問合せ:生涯学習課文化・社会・人権・同和教育係
【電話】85-5618
