その他 編集後記

大きな痛みを伴った悲惨なできごとは、80年の年月で経験者の数が年々減少し、直接話を聞く機会が貴重なものとなってきました。その記憶の端に触れるたびに、夏の日射しの中でも体の内側から凍りつくような感覚になります。市内に残る傷痕とともに、その記憶を次世代に継承し、決して繰り返さないことこそが私たちに託された使命だと思います。知り、忘れない、そして平和について考え続けようと、今年もまた決意し直しました。
(広報広聴担当 橋本)