くらし 令和6年度の決算がまとまりました(1)

■一般会計
一般会計の決算額は、歳入498億6587万9千円(前年度比10.8%増)、歳出487億5941万2千円(前年度比12.4%増)で、収支は11億646万7千円(実質収支10億9498万4千円)の黒字となりました。

◆歳入 498億6587万9千円

◆歳出 487億5941万2千円


▲家庭の借入金にあたる市債の残高


▲家庭の預貯金にあたる基金の残高

◆地方交付税
国税の一定割合の額を国が市に交付したお金
45億4876万4千円(3億627万6千円 7.2%増)
※臨時財政対策債との合計
45億4876万4千円(8406万3千円 1.9%増)

◇臨時財政対策債
本来、国が地方交付税として交付すべき額に対して財源が不足するため、将来の元利償還額を、将来の地方交付税で措置することを条件に地方自治体に借金をさせるものです。令和6年度はこの不足額が少なく、他の歳入で賄えたことから、借入を行いませんでした。

◆市債
国や銀行から長期に借り入れたお金
34億6890万円(13億3578万7千円 62.6%増)
うち臨時財政対策債
0円(△2億2221万3千円皆減)
※カッコ内は前年度との増減

■皆さんの税金は、こんなことにも活かされています
◆ライフステージごとの主な事業
◇乳幼児期
産婦健康診査事業 735万円
出産後間もない時期の産婦の心と身体の健康保持や産後うつ病を予防するため、産婦健康診査の公費助成を開始しました。

◇児童・少年期
フリースクール利用児童生徒支援補助事業 141万円
不登校児童生徒の社会的自立を支援し、学びの場を確保するため、市が認定するフリースクールを利用する児童生徒の保護者に対する利用料の補助を開始しました。

◇青壮年期
帯状疱疹予防接種(任意接種)費用助成事業 814万円
帯状疱疹予防接種の促進により、帯状疱疹の発症と重症化を予防するため、50歳以上の市民を対象に、帯状疱疹予防接種(任意接種)の費用の助成を行いました。

◇高齢期
チームオレンジ事業 58万円
認知症のある高齢者などやその家族のニーズに合わせ、見守り、話し相手、外出同行などの日常生活における継続した支援を行うため、認知症に関する講座などを受講した「支援者」と「認知症のある高齢者などとその家族のニーズ」をマッチングし、個別支援を行いました。

◇全世代
指定避難所空調整備事業 9億5434万円
指定避難所における避難者の生活環境を改善し、避難所機能の強化を図るため、全ての小学校屋内運動場およびコミュニティセンターふれあいホールに空調設備を整備しました。

◇自治体経営
期日前投票拡充事業 2620万円
若年層を中心に低迷する投票率の向上を図るため、期日前投票所を増設し、6カ所(市役所、各コミュニティセンター、商業施設)で実施するとともに、開設の期間を市役所と統一し、有権者が投票に行きやすい環境を整えました。

■特別会計
国民健康保険や介護保険のように、特定の収入で特定の事業を行う場合などに設ける会計です。
令和6年度は、5会計がありました。

問い合わせ先:財政課財政担当
【電話】580-1821