くらし きらびと

◆宮田ジュニアソフトテニスクラブ
山崎 眞瑚さん
窪山 愛依さん

「うれしい気持ち半分、悔しい気持ち半分です。」そう話してくれたのは、宮田ジュニアソフトテニスクラブに所属する山崎さんと窪山さん。3月に行われた全国小学生ソフトテニス大会で百八十組の中、九位に輝きました。今回は、日々練習に励む二人に、大会の振り返りと今後の目標を伺いました。

◇話し合うことの大切さ
「全国大会で私たちに勝ったペアがそのまま優勝したんですよ。あそこで私たちが勝っていたらと考えると、悔しい気持ちでいっぱいです。
ただ、今回の大会で気づいたことがあって、それは話し合うことの大切さです。いつも以上に二人で話し合って作戦を練ることで、試合ではお互いに相手の弱点を狙った攻めた試合ができたんです。事前に、『コートの真ん中に打とう』『次は相手のバックハンドを狙おう』と、作戦を練られたのが、今回の大会で九位になれた要因だと思っています。あとは、ポケットにお守りをいれていて、それを握ってタッチをしていましたね。お互いを信頼することも大切だと思いましたね」。

◇今回の悔しさをバネに
「この大会のためにできることは何でもしました。相手コートの真ん中を狙って打つ練習をしたり、チャンスボールを確実に仕留める練習をしたり。自主練もかかさずやって、家では体幹トレーニング、外では走って体力づくりをし、さらに、中学生や大人たちと試合もやって、力をつけたつもりでした。
でも、試合では負けてしまい、上には上がいると壁を感じました。正直くじけそうにもなったんですけど、それよりも、次こそは優勝するという気持ちが大きくなりました。
いつもは『優勝したい』と、思っていただけだったんですけど、今回は大会前に声に出したことで、より気持ちが高ぶり、いつも以上の力を出せた気がします。次はペアで出る最後の大会になるので、絶対に優勝したいです。」

・山崎 眞瑚さん、窪山 愛依さん〔やまさき まこ、くぼやま めい〕
宮田ジュニアソフトテニスクラブ所属。小学6年生。
山崎さんは粕屋町、窪山さんは宗像市在住。2人ともテニスが大好き。