文化 〔糟屋地区・福津市広報合同企画〕2市7町がおすすめするわたしのまちの一冊(1)

この企画では、2市7町の図書館司書などが、各市町出身の作家や市町にゆかりのある本を紹介します。各市町の魅力がたくさん詰まった一冊、ぜひ読んでみてください。

【1】福津市 usao漫画 usao/著
漫画?図書館なのに?と思われた人…ただの漫画ではありません。ズバリ「癒しの本」です。福津市内の小学校で先生をしていたusaoさんの本は、言葉がなくても絵だけで心に寄り添い、読み終わると癒され、優しい気持ちになれます。著者曰く「大切な人を助けたくて、元気をあげたくて」絵を描かれてきたそうです。この時期この時代に必要とされる「心の栄養」の本です。
「usaoさんのおかげで私も癒されております。感謝しかありません。みなさんもぜひ!」
福津市立図書館 大村
住所:福津市中央1丁目1番2号
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日、毎月最終木曜日

問い合わせ先:福津市立図書館
【電話】0940-42-8000

【2】古賀市 豪華な馬具と朝鮮半島との交流 船原古墳 甲斐孝司・岩橋由季/著
古賀市の宝、国史跡船原古墳を紹介した本です。
前方後円墳脇の土坑に埋まっていた豪華な馬具を市と九州歴史資料館とがタッグを組み調査した軌跡。三次元計測・X線CTなどの最新のデジタル技術を駆使し、当時の姿と輝きを復元していく様子などが書かれています。Deepな古賀を新発見してください。
「市職員が執筆した生粋の古賀本は、図書館マスコット〝ことちゃん〟のイチ押し!」
古賀市立図書館 ことちゃん
住所:古賀市中央2丁目13番1号
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日、毎月第4木曜日

問い合わせ先:古賀市立図書館
【電話】092-942-2561

【3】新宮町 幻年時代 坂口恭平/著 幻冬舎
1978年生まれの著者は9歳まで、新宮町で育ちました。新宮西幼稚園や新宮小学校、電電公社の社宅や敷地のプール、松林などが登場する自伝的小説です。母親が「あなたは○○で拾ってきたの」とよく言っていたそうです。幼い頃に転居をすると、当時のことを幻のように感じることがあるかと思いますが、そのうつろな記憶がよみがえる本です。
「○○は新宮町民には懐かしいお店です。さて、何でしょう?読んでみてのお楽しみ!」
新宮町立図書館 豊永
住所:糟屋郡新宮町新宮東2丁目5番1号シーオーレ新宮2階
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日、毎月最終水曜日

問い合わせ先:新宮町立図書館
【電話】092-96-5500

【4】久山町 わたしたちの首羅山ものがたり~薩摩塔がおしえてくれたこと~ 久山町立久原小学校・山田小学校/制作
ぼくたちが国史跡首羅山遺跡(しゅらさんいせき)にいくと薩摩塔(さつまとう)が山の歴史をしゃべりだした!山の名前にかくされた歴史とは!?久山町のシンボルである首羅山遺跡について、久山の子どもたちが協力して創作した物語絵本です。
「久山町の小学校では毎年、町に関する絵本の作成をしています。他にも数冊あるのでぜひ読みに来てくださいね。」
久山町民図書館 大浪
住所:糟屋郡久山町久原2603番地1
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日、毎月第4木曜日

問い合わせ先:久山町民図書館
【電話】092-976-2444