文化 活動訪問 頑張ってます

町の頑張っている人を紹介するコーナーです

■佐藤幸乃(さとうゆきの)さん(猪熊)
町内在住の画家、佐藤幸乃(さとうゆきの)さんを紹介します。佐藤さんは、水巻中学校の美術科教師を15年間勤めた後にフリーの画家として活躍しています。また、「ボタ山」「炭坑」「遠賀川」など、町内の景色を数多く描き、八劔神社の大イチョウにまつわる伝説を描いた絵本「砧姫物語」を出版するなど、町の郷土意識の醸成にも貢献してきました。
現在、ギャラリーあしや(芦屋町中ノ浜)で「わが原郷・遠賀川を描くさとうゆきの展」が8/24(日)まで開催されています。詳細は芦屋町生涯学習課【電話】222-1681まで問い合わせてください。

▽絵を描き始めたきっかけは?
とても小さい頃から絵が好きで、紙さえあれば何時間でも絵を描いていました。

▽普段はどのようにして絵を描いていますか?
風景画の場合は、現地に行ってスケッチをし、カメラで取材しておいてアトリエで仕上げます。人物画や静物画は、アトリエでモデルを見て描いています。

▽他にはどんな活動をしていますか?
水巻中学校の美術教師を辞めてからも、ずっと水巻町の公民館などで絵画の講師をしており、現在も「どんぐり」という絵画愛好の方たちと活動を続けています。アトリエには画塾生が通ってきています。

▽今回の作品展の見どころを教えてください
私の65年間の画業を、大きな会場でぐるっと見渡せて、描き方や考え方が変化していった過程を見ることができます。

▽今後の目標と、読者へのメッセージをお願いします
これからもずっと絵を描き続けていきたいです。
絵や音楽や文学が楽しめる社会であるためには、平和の持続が絶対に必要だと思います。平和がいつまでも続くように願いましょう。