- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県水巻町
- 広報紙名 : 広報みずまき 令和7年10月10日号
■その他の会計
特定の財源で事業を行う場合は特別会計を設けています。また、下水道事業のように独立採算による特定の事業を行う場合は、企業会計方式を採用しています。
▽国民健康保険事業
収入:33億2,379万円
支出:32億3,900万円
対象:3,607世帯/5,377人(令和7年3月31日時点)
1人当たりの年間保険給付費:442,876円
1人当たりの保険税負担額:84,894円
▽後期高齢者医療
収入:5億6,842万円
支出:5億4,661万円
対象:4,985人(令和7年3月31日時点)
1人当たりの広域連合納付金:112,822円
1人当たりの保険料負担額:81,192円
▽公共下水道事業
下水道を使用している人口:24,549人(前年度比+179人)
普及率:97.4%(前年度比+0.5%)
収益的収支:
・収入…7億7,005万円
・支出…8億9,120万円
資本的収支
・収入…7億1,262万円
・支出…7億7,184万円
■監査委員の意見
加藤博道監査委員
廣瀬猛監査委員
▼財源の有効な活用のため効率かつ効果的な取り組みを
予算の目的に沿って執行されており、計数は正確で、年度末の収支残高も残高証明書と合致している。
▽一般会計
歳入では、町税は高い収納率を維持している。今後も納税者の利便性向上を図り積極的な滞納処分を継続されたい。また、新たな特産品の開発や住民増加に伴う経常的な税収増につながる定住促進事業などを積極的に行い、自主財源を確保されたい。
歳出では、公共施設の老朽化に伴う庁舎や学校など公共施設の整備に係る普通建設費の増加が見込まれる。公共施設の最適化に向けて対策を講じるとともに、社会保障関連費の増額抑制のため健康講座の実施などに務められたい。また住民にとっての優先順位を考慮し、財政援助団体などに対する補助金の検証・見直しを行い、限られた財源を有効に活用するため適正かつ効率的な予算の執行と会計処理に取り組まれたい。
▽特別会計
国民健康保険の加入者数は減少しているものの、1人当たりの医療費は高い水準である。また、後期高齢者医療保険の加入者数は年々増加している。住民の健康寿命の延伸に向けて、引き続き適正な運営に努められたい。
▽公共下水道事業会計
今後、さらに厳しい経営環境になることも想定される。常に健全化に向けた検討を続け、将来の展望を見据えた議論を進められたい。
問合せ:役場財務係
