子育て 小竹みらい小学校の『校章』が決定!

■小竹みらい小学校の校章
※詳しくは本紙をご覧ください。

■校章デザインのコンセプト
閉校する3つの小学校の校章を重ね合わせ、学校名の『みらい小』・小竹の『竹』・未来へはばたく『羽』をデザイン。学校名の由来である「3つの小学校のそれぞれの魅力が集まり、未来を担う子どもたちが、明るく元気にのびのびと育つ学び舎(まなびや)へ」をベースに『輝ける未来への飛翔』を表現しています。
校章は、福岡県立小竹高等技術専門校の協力を得て、デザインはプログラム設計科岸本悠さんが行い、歴史や教育理念についてAIを活用しながら具現化していきました。また、機械加工エンジニア科で加工、制作されました。この校章が児童や地域の誇りとなり、長く愛されることを願っています。

■完成品の引き渡しを実施
小竹町教育委員会でデザインを決定し、3月3日(月)に学校だより等を通じて公表を行い、3月13日(木)に町長室で福岡県立小竹高等技術専門校機械加工エンジニア科から完成品の引き渡しがありました。

■制作に携わった感想

・福岡県立小竹高等技術専門校 機械加工エンジニア科指導員 髙村 浩之さん
小竹町から制作依頼を受け、訓練の一環で1月末から1か月程かけて制作しました。実際の加工は5日間程度ですが、マシニングセンタで加工するためのNCプログラムを作成したり、木材を使用して試し加工を行ったりしたうえで制作に臨みました。
新設される小学校の校章を制作できることは大変光栄なことですし、非常に貴重な経験をさせていただきました。福岡県の公共機関として、小竹町に少しでも貢献することができて、大変良かったと思っています。

・機械加工エンジニア科 訓練生代表(現在:修了生) 牧瀬 龍紀さん
1年の訓練期間の中で小学校の校章を作らせていただけたことは、とても貴重な経験でした。円筒形状や、竹の葉などの細かい部分は何度も失敗を繰り返し、完成したときはとてもうれしかったです。今回経験させていただいたことは、今後仕事を始めるうえで必ず役に立つことだと思うので、この機会をいただけたことは本当にありがたいことだなと思いました。

・機械加工エンジニア科 訓練生代表(現在:修了生)徳永 契さん
シミュレーション上でうまくいっても、いざ実物を加工すると修正が必要だったり、トライandエラーが非常に多かったりと、授業では感じなかった難易度のものに挑戦できました。この先、ものづくりの現場で働いていくうえで、必ず生かしていける経験を積めたことがうれしく思います。