- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県小竹町
- 広報紙名 : 広報こたけ ひまわりだより 令和7年4月号
3月7日、小竹中学校で第78回卒業証書授与式が挙行され、42人が卒業証書を受け取りました。42人の卒業生たちは、小竹中学校初めての3年間単学級でクラス替えもない学年で、毎日共に過ごした友人や仲間、先生たちとの思い出を振り返りながら式典に参加しました。
学校長式辞では、馬庭健二校長から『私は今、みなさん一人ひとりにこの2年間のことを思い浮かべながら卒業証書を手渡していました。みなさんの笑顔、全力で取り組んでいた姿、「授業中のちょっと難しいなぁ」といったような表情。そのどれもが私にとって宝物です。』と言葉が贈られました。
卒業生へ送辞を贈った青野真由さん。卒業式ではあまり聞いたことがない『お手紙風』のメッセージは、型にはまっていないからこそ、彼女の素直な想(おも)いは多くの人に伝わったと思います。
そして、卒業生代表の𠮷澤美亞さんによる答辞。涙ながらに、「来年からは、もっともっとみんならしく、自由自在に小竹中学校を創っていってください。私たちは今年、新しい取組をするという「0から11」を創ることを頑張りました。次、小竹中学校に来たとき、この1が2、3、4となっているのを期待しています。」という言葉を在校生へ贈りました。
式後の3年生の教室は、最後の学級活動が行われ、みんなで動画を鑑賞しながら思い出を振り返り、最後まで笑いに溢れていました。
3年間通った学び舎を巣立っていく卒業生。別れを惜しみつつ「またね。」とお互いに声をかけあっていました。
たくましく成長し、りりしい顔となった卒業生の新たな門出を保護者や教員らが笑顔で送り出しました。