くらし 令和6年度決算報告(2)

■令和6年度決算が町議会9月定例会で認定されました。
町が行っている事業は、みなさんの税金や、国・県からの補助金などでまかなわれています。決算は、それらのお金がみなさんの暮らしやまちづくりの中で、どのように生かされたかをまとめたものです。
令和6年度の収入額は65億8,216万円、支出額は65億215万円で、8,001万円の黒字でした。

○収入について
一般会計の収入総額は65億8,216万円で、前年度に比べ5億5,701万円減少しています。収入は、町が確保できる『自主財源』と国や県に頼った『依存財源』に分けることができます。
自主財源とは、町税や使用料、手数料、財産収入、繰入金などのことをいいます。総額は24億7,170万円で、収入全体の37.6%でした。
令和6年度は、町民一人あたり12万968円の税金を納めたことになります(令和7年3月31日時点)。
地方交付税などの依存財源の総額は、前年度に比べ8億7,298万円(17.5%)減少しました。その主な要因は、七福団地住宅環境整備事業完了に伴う国庫支出金と町債の減少で、依存財源が収入全体の62.4%を占める収入構成となっています。

○支出について
支出を性質別に見てみると、人件費、物件費、補助費など、支出の効果が翌年度以降に及ばない『消費的経費』が40億6,427万円で、支出の62.5%を占めています。
また、普通建設事業費など、支出の効果が翌年度以降におよぶ『投資的経費』が6億5,293万円で、支出の10.0%を占めています。
それ以外のその他の経費が17億8,495万円で、支出の27.5%を占めています。