イベント 大木町制施行70周年記念事業 GOICHIフォーラム

大木町制施行70周年を記念し、町が生んだ詩人、松永伍一さんと、伍一さんが生涯をかけて研究した子守唄をテーマにフォーラムを開催します。

■伍一さんと子守唄
松永伍一さんは詩人、評論家、民俗学研究、画家などさまざまな顔を持っていますが、生涯にわたって特に力を注いだのが「子守唄」研究でした。
著書『日本の子守唄』は、民俗学に基づく手法による子守唄論で、今なお高い評価を受けています。ほかにも日本子守唄協会設立に尽力するなど、子守唄という分野に大きな足跡を残しました。
今回のフォーラムは、日本子守唄協会の協力のもと、歌手の松原健之さんをはじめ、伍一さんとの関わりが深い方たちに出演いただきます。
子守唄の魅力を次世代に伝えるイベントです。皆さん、ぜひご参加ください。

■座談会「伍一と子守唄」
日時:10月25日(土)14:00
場所:こっぽーっとホール
料金:無料
出演:国見修二(くにみしゅうじ)、近藤征治(こんどうせいじ)、西舘好子(にしだてよしこ)、松原健之(まつばらたけし)

■「みんなで歌おう子守唄+松原健之・大地あきお 歌謡ショー」
日時:10月26日(日)13:30
場所:こっぽーっとホール
料金:無料
出演:川口京子(かわぐちきょうこ)、大地(だいち)あきお、はせがわふさこ、松原健之(まつばらたけし)

■こみせんセミナー「松永伍一とさるこい2025の見どころ」
日時:10月27日(土)13:30・10月29日(水)18:30
講師:鳥取英記(文化財専門委員)、西川典洋(有識者)、藤田祐介(学芸員)
場所:大莞コミセン
料金:無料

■「子守唄研究家・松永伍一」展
日時:10月25日(土)~11月2日(日)10:00~20:00
場所:図書・情報センター
料金:無料
※10月26日(日)は18時まで

・11月1日(土)・2日(日)は「大木町文化祭」の会場に展示します!
時間:10時~16時
場所:総合体育館アリーナ

■松永 伍一(まつながごいち)(1930~2008) 詩人・評論家
19歳のとき、久留米の詩人、丸山豊と出会い、詩誌『母音』に参加し詩才を磨く。
大莞中と花宗中で教師を勤めながら生徒の文芸活動を指導し、多くの同人誌を発行。
柳原白蓮から後押しを受け、1957年に上京して文筆活動に専念するようになる。
1964年、民俗学的アプローチからの研究の成果をまとめた『日本の子守唄』を発表。
1970年、全5巻の『日本農民詩史』により、毎日出版文化賞特別賞を受賞。

問合せ:地域づくり課
【電話】0944-32-1047