くらし 広川町制施行70周年記念式典

11月1日(土)、下広川小学校体育館で広川町制施行70周年記念式典が行われました。
式典には、町民や近隣自治体の首長など、300人以上の人が出席し、広川町が誕生してから70周年の節目を祝いました。

■日本舞踊
今年100歳を迎え、現役の日本舞踊家として活躍する梅本コフミさんが、町制70周年を記念し、祝舞を披露しました。

■感謝状授与
70周年のロゴマーク(本紙ページ上段左)を作成した広川中学校の生徒5人に、町長から感謝状が贈られました。

■小中学生意見発表
町内の小中学生4人が、学校で学んだことやこれから取り組みたいこと、町の未来などについて発表しました。

■町長あいさつ
広川町は、昭和30年に上広川村、中広川村、下広川村が合併して町制を施行しました。今日まで、この町を守り、豊かな暮らしをつないでくださった皆さまに、心からの敬意と感謝を申し上げます。
この70年間、広川町は農業を基盤としつつ、商工業の育成にも積極的に取り組み、着実な発展を遂げてきました。特に、九州の交通の要衝という立地を生かしたインフラ整備は、地域経済の強力な牽引力となっています。増加する大規模災害から町民の暮らしを守るためにも、必要なインフラを整備するべく、引き続き力を尽くしていきます。
現在、町は「世代を超えて住み心地の良い、温もりと笑顔あふれるまち」を目指し、挑戦を続けています。特に、「こどもまんなか社会」の実現を掲げ、未来の担い手である子どもたちや若者への働きかけを強めています。彼らが成長し、それぞれの才能を輝かせて、この社会を豊かにする力になってくれると信じています。町制施行70周年という節目に、偉大な先人たちの功績を振り返るとともに、そのバトンを受け取る私たちは、遥かな未来に向かって邁進し続けることを固くお誓い申し上げます。

第10代広川町長
氷室健太郎