くらし 【全国表彰】採銅所地域コミュニティ協議会に「総務大臣賞」!
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県香春町
- 広報紙名 : 広報かわら 令和7年12月号
■過疎地域の持続的な取り組み事例で斬新な発想など評価
住民組織「採銅所地域コミュニティ協議会」は、総務省と全国過疎地域連盟(東京)による令和7年度の「過疎地域持続的発展優良事例表彰」で、優れた功績を上げたとして「総務大臣賞」(全国5事例)を受賞しました。
同協議会は令和4年の設立以来、高齢者らの移動支援や防災イベント、特産品開発など多彩な事業を展開。「対話を重視した地域づくり」や「今までになかった発想やアイデアを生かした取り組み」が評価されました。
鳥取県で10月30日に開かれた表彰式には、髙尾忠弘(たかおただひろ)会長(71)らが出席。同協議会は「採銅所地区で暮らす全員でいただいた賞。これからも活動の輪を広げて、10、20年後も皆が住み続けられる地域にしていきたい」としています。

■「ありがとう」がエネルギー意見出し合い解決策を
採銅所地域コミュニティ協議会会長 髙尾忠弘さん
連絡を受けた時点では実感がわきませんでしたが、鳥取県での表彰式に参加し、大勢の人たちの前で表彰状を受け取った時、活動に協力してくださる方々の顔が浮かび、「皆さんの代わりに受け取っているんだな」と改めて感謝の思いでいっぱいになりました。
協議会では各自の「やりたいこと」に応じて六つの部会で活動し、イベント時は総出でサポートするなど、助け合っています。皆で意見を出し合い、地域の課題への解決策を考えています。例えば、バス路線の廃止やコンビニの閉店で買い物が不便になったため、移動販売車に来てもらう取り組みを始めました。
私自身は令和4年から、協議会に参加しています。「つなげる部会」のメンバーから「ちょっと来て。楽しいことあるけ」と誘われたのがきっかけです。同部会が運営する移動支援車「みなクル号」の運転を代行するスタッフとして、地域住民の見守りや、送迎をしてきました。「ありがとう」「助かるよ」という声にエネルギーをもらっています。
今年5月に会長に就きましたが、私自身は55年前に来た移住者で、採銅所で知らないこともあります。活動を通して知り合いが増え、地域の歴史を教えてもらうことなども楽しみの一つです。「サイdo男(メン)カード」を求めてやって来た海外客との触れ合いなど、協議会にいなければできない経験でしたね。
これからも会員それぞれのユニークな発想を大切にして、活動していきます。採銅所のお年寄りも子どもも、何かを話しに立ち寄ってくれる、そんな協議会であれたらうれしいです。

