- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県香春町
- 広報紙名 : 広報かわら 令和7年8月号
■夏休みを元気に過ごそう
▽3郵便局から思永館へ体操カード贈呈
子どもたちに夏休みも元気に過ごしてもらおうと、町内の3郵便局から香春思永館(安藤志保美(あんどうしほみ)校長)に、全児童生徒分のラジオ体操出席カード750枚が贈呈されました。
香春、勾金、採銅所の3郵便局が合同で寄贈。カードには人気キャラクターが描かれ、スタンプが押せるようになっています。
7月1日に同校で開かれた贈呈式には、和田賢一郎(わだけんいちろう)・香春郵便局長と丸谷明広(まるたにあきひろ)・勾金郵便局長が出席。「夏休み中も、児童生徒が規則正しい生活を送る一助になればうれしいです」と話していました。
■おいしいメンマ今年も登場!
採銅所地域コミュニティ協議会が手がける人気商品「メンマ」(写真)が、今年度も発売されました。
特産品で地域を盛り上げようと、協議会の「なりわい部会」が中心となって生産。7月3日、コミュニティセンター採do所(旧採銅所小)の調理室で今年度初の調味作業があり、部会のメンバーら12人が、春から塩蔵していた孟もうそうちく宗竹のタケノコを水洗いし、みりんや鶏ガラスープなどの「秘伝のレシピ」で味付けしました。
同協議会のメンマは、令和5年度に初めて少量を作ったところ好評で、昨年度は1000パック程度を作り、今年度は3000パックに増産する計画です。
トウバンジャンを加えたピリ辛タイプと、加えていないタイプの2種類が7月上旬に発売され、同センターでは各税込み500円、道の駅香春では540円で販売しています。
奥田龍也(おくだたつや)部会長は「今年もおいしいメンマができました。自宅や土産用など、たくさん食べてもらえたらうれしいです」と呼びかけています。
■一緒にラーメンおいしいね
子どもたちに元気に育ってもらおうと、地元産の野菜を使ったラーメンなどを提供するイベントが6月19日、「九州筑豊ラーメン山小屋創業店」(道の駅香春内)で開かれました。
勾金保育所の園児約20人が参加。七夕イベントと位置づけ、園児たちが願いごとを書いた短冊が店内につるされました。子どもたちは、ハート形に切り抜かれたニンジンや星に見立てた輪切りのオクラなどが入った特製の「七夕ラーメン」を食べ、大喜びしていました。
年長組の松井壱樹(まついいつき)ちゃんと瓜生華(うりゅうはな)ちゃんは野菜や麺をほおばり、「めっちゃ大好き」と笑顔に。イベントを開いた同店の運営会社・ワイエスフード(鏡山)の南百合子(みなみゆりこ)広報課長は「びっくりするくらい、いっぱい食べてくれてうれしい。朝から型抜きを頑張ってよかったです」と話していました。
■カワラカケルが初年度報告
町内の空き家の把握や利活用を進めている一般社団法人「カワラカケル」は6月28日、「町移住・空き家相談室」の活動報告会を、町民センターで開きました。
同法人は昨年4月に発足し、町の委託を受けて同相談室を運営しています。報告会では、メンバーの小野沢春輝(おのざわはるき)さんと福羽弘之(ふくばひろゆき)さんが、昨年度の移住相談が90件、空き家相談が56件だったと説明。イベントも多数開き、参加者が計約750人に上ったことにも触れました。
4月に町地域おこし協力隊員となり、カワラカケルと連携して活動している原田野々花(はらだののか)さんもあいさつし、今後の展望を述べました。来場者からは「これからも頑張ってほしい」と応援の声も寄せられました。
小野沢さんは「今年度も新しいことにチャレンジし、移住や空き家の利活用を進めていきます」と話しています。