- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県赤村
- 広報紙名 : 広報あか 2025年6月号 VOL.830
■食中毒にご注意を 梅雨~夏は発生のピーク
食中毒の主な原因である細菌は、暖かく湿気が多い梅雨から夏に増殖しやすくなります。
とりわけ、食肉に付着しやすい「大腸菌(O-157、O-111など)」や「カンピロバクター」、食肉や卵に付着する「サルモネラ」による食中毒の発生が目立ちます。
症状は主に腹痛や下痢、嘔吐、吐き気ですが、食中毒に気が付かないまま重症になったり、死亡したりする例もあります。
▽原因と特徴
[病原性大腸菌O-157]
感染力:極めて強い
感染元:食品や飲料水
症状:下痢・血便・腹痛など
[カンピロバクター]
感染元:生肉(特に鶏肉)
症状:発熱・下痢・腹痛 めまい・筋肉痛
[サルモネラ]
感染元:卵の加工食品・食肉
症状:発熱・下痢・腹痛 嘔気(はきけ)・血便
※重症例が多い
▽予防法と対策「3つのポイント」
(1)つけない
・食材に触れる前に手洗いする
・包丁やまな板など調理器具は使うたびに洗う
(2)増やさない
・生鮮食品はすみやかに冷蔵庫に入れる
「細菌の多くは10℃以下で増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃以下で増殖が停止します。」
(3)やっつける
・生ものを避ける 十分加熱して食べる
・調理器具を殺菌する(熱湯や台所用殺菌剤)
人から人へ感染することもあります。嘔吐物の処理後は手や場所の念入りな消毒を。
問合せ:住民課健康増進係 窓口(3)
【電話】内線232