- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県吉富町
- 広報紙名 : 広報よしとみ 令和7年9月号
暑い日が続きますね。7月の下旬から、「タコ籠(かご)漁」がスタートし、私も同行させていただいています。まだ暗いうちから船に乗り込み、一つひとつカゴを引き上げて中を確認していく作業は、思った以上に力が必要で、まさに体力勝負。夏の強い日差しを浴びながらの作業は大変ですが、うまくタコが入っていたときのうれしさと、海の上で感じる心地よい風は、何ものにも代えがたいものがあります。
先輩漁師さんからは、タコの習性や仕掛けの工夫など、長年の知恵と経験に基づいた技術を日々学ばせていただいています。厳しさの中にも奥深さがある「海の仕事」。その魅力を感じながら、少しでも早く一人前になれるよう努力を重ねています。そんな日々の合間、町内の“自然”にも目を向けてみようと思い、友人の誘いで夕方から「カブトムシ採り」に出かけてきました。木を照らしながら歩いていると、立派なカブトムシやクワガタムシに出会うことができ、まるでこどもの頃に戻ったようなワクワクした気持ちになりました。また、今月も町のイベントの手伝いなどを積極的にさせていただきました。
海だけでなく、山の自然も豊かに残っている吉富町。暮らしてみて初めて気づく魅力が、まだまだたくさんあります。来月も、地域おこし協力隊の活動の様子をお届けしますので、どうぞお楽しみに!