- 発行日 :
- 自治体名 : 佐賀県伊万里市
- 広報紙名 : 広報伊万里 令和8年1月号
■思いあう心
『人権』と聞くと「難しそう」「自分には関係ない」と感じる人がいるかもしれません。しかし、私たちが暮らす社会は、部落差別をはじめ、女性、子ども、高齢者、障がいを理由にした問題など、さまざまな人権問題が存在しています。その多くは、無知や無関心、無理解が原因で起こっています。
誰でも一度は「そんなつもりではなかったのに、相手を傷つけてしまった」という経験があるのではないでしょうか。どれだけ気を付けていても、感じ方は人それぞれです。大切なのは『自分がどう思うか』ではなく『相手がどう感じるか』を想像することです。声のかけ方や言葉の選び方、ちょっとした態度によって、相手の気持ちは大きく変わることがあります。
お互いを大切にするための第一歩は『知ること』です。人権に関するさまざまな問題に関心を持ち、学ぶことで、違いや立場の違う人への理解が深まります。それが『思いあう心』につながり、誰もが暮らしやすい社会をつくる力になります。
そもそも『人権』は、すべての人が自分らしく生きるために持っている基本的な権利です。特別な人のものではなく、生まれたときから私たち一人一人が持っているものです。誰かの気持ちに寄り添い、誰かの声に耳を傾ける、その積み重ねが、差別のない社会をつくっていきます。
まずは、自分にできることを考え、行動に移してみましょう。一人一人の小さな思いやりが、みんなの大きな幸せにつながります。
※このコーナーは、隔月のシリーズで掲載しています。これを手がかりに、家庭で人権・同和問題について話し合ってみましょう。
問合先:生涯学習課人権・同和教育係
【電話】23-3186
