くらし 消費生活相談

■警察をかたる詐欺電話にご注意を!
◇事例
男性宅の固定電話に警察官を名乗る男から電話があり「あなた名義で携帯電話が契約され、詐欺グループが使っている。あなたに逮捕状が出ている。検事に電話してください」と告げられた。
指定された番号に電話すると検事を名乗る男からSNSに誘導され、身分証や逮捕状を見せられ、事情聴取を受けた。
その後、再び警察官を名乗った男から電話があり、ATMから指示された口座番号に20回、合計800万円を送金した。家族に相談すると、詐欺だと言われた。
(60代男性)

◇アドバイス
〇警察をかたる詐欺電話の中には末尾が「0110」の電話番号からかかってくる事例もあり、警察からの電話だと誤認させるものです。これは海外からの電話で電話番号を偽装できる手口を使ったものです。
〇警察からと思われる電話があった場合でも、所属や担当者名、電話番号、内線番号を聞いたうえで、自分で確認するようにしましょう。
〇相手が自分の個人情報を知っていたとしても驚かず、簡単に信用しないようにしましょう。自分からも個人情報を伝えないようにしましょう。
〇不安に思ったら、最寄りの消費生活センターや警察、家族などの周りの人に相談しましょう。

■消費生活相談日と場所
消費生活相談窓口の広域連携をしているので、近隣市町でも相談できます。
相談受付時間:9:00~12:00、13:00~15:00