くらし 男女共同参画通信

■アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)に気付き、意識しよう
男女共同参画を実現するための、大切なキーワードの一つに、「アンコンシャス・バイアス」という言葉があります。アンコンシャス・バイアスとは、無意識の偏ったものの見方のことで、「無意識の偏見」「無意識の思い込み」とも言われます。

▽アンコンシャス・バイアスの例
・相手や自分に対して「男らしく」「女らしく」と思うことがある。
・性別や世代、学歴などで「こういう人」と決めつけたり、接する態度が違う。
・男性は、家庭よりも仕事を優先して当たり前と思う。
・家事や育児・介護は女性の方が向いていると思う。

アンコンシャス・バイアスは、日常生活や家庭にあふれていて、誰にでもあるものです。私たちは、過去の経験や見聞きしたことに影響を受けて物事を判断していくため、アンコンシャス・バイアスそのものに良し悪しはありません。しかし、その思い込みがきっかけとなり、知らず知らずのうちに相手を傷つけたり、自分や相手の可能性を狭めたりしているかもしれません。
自分自身の思い込みや偏見に気付くことが、多様性を認め合う社会の第一歩です。
「相手のことを決めつけない」「自分自身の思い込み、偏見に気付く」という意識を持ち、自分のものの見方や捉え方と向き合ってみませんか。

問合せ:まちづくり課 協働推進係
【電話】92-7935