- 発行日 :
- 自治体名 : 佐賀県大町町
- 広報紙名 : 広報おおまち 令和7年12月号
~大町ひじり学園は地域と共にある小中一貫校です!!〜
■志プレゼンテーション大会
毎年記載されている「世界青少年『志』プレゼンテーション大会」のファイナリスト12人に5年生の早田和晃君が選ばれました。早田君は11月30日の京都府亀岡市で開催される本大会に出場します。全国・世界から集まった3,794人の応募から1次審査で183人に絞られ、2次審査で73人、そしてファイナル12人です。校内審査で選出した27人の内、志プレゼンテーション大会に出場したいと希望した児童生徒が12人。そこから更に葉隠志の会のメンバーも加わり審査をした結果、4人が大町ひじり学園から選出されました。その4人を含め九州各県からも選出された児童生徒に対し、これまで葉隠志の会の会長である福井様はじめ会員より9月1日から10月11日迄、子どもたちはほぼ毎日ZOOMによる学習会で指導助言を受けました。私も大町町教育委員会の代表として、ほぼ毎回、参加しました。本人の意志や志向性を聴き、アドバイスを繰り返してきました。それに本人たちが応えて実践も含めて作り上げた志プレゼンテーションです。子どもフェスタで発表をしてくれました。今の大町町の子どもたちが真剣に「世のため人のため、未来のために」なることを考え、自分の夢に向かって頑張っている姿を沢山の町民の皆さんに見て欲しいと思いました。
■将来への不安
佐賀新聞に「『対話型人工知能(AI)は、あなたにとってどんな存在ですか』の調査で64.9%が感情を共有できる相手だと答えた。親友が64.6%、母は62.7%、父や配偶者は4割前後にとどまった。生活のパートナーとなりつつある」と記されていました。AIに求めることは「自分が知らないことを教えて欲しい」「心の支えになって欲しい」「自分の存在を認めて欲しい」でした。一方、佐賀東高校2年生の生徒さんは「スマホ認知症」という題で『ひろば読者の声』に投稿されていました。「スマホをだらだら見続けると、普段の生活で必要な情報を脳が処理できないままになる恐れがある。デジタル機器で簡単にできることが増えていくたびに、私たちは頭を働かせる機会が自然と少なくなっていると感じる。私たちにとって、必要な苦労が失われていっているのだ。でも私たちは、それを自分の力だ、能力だと幸せな勘違いをして、賢くなった気でいる。しかし、実は楽なことを選択して、真実とうその判別能力は身についていない」と手厳しく書かれています。AIは利用者の思考や志向、嗜好を把握し、都合の良い情報を与えてくれます。AIは素晴らしいですが、冷静に判断して付き合うように家庭や学校で「教育」することが大切だと思います。
詳しくは:教育委員会事務局学校教育係
【電話】82-3177
