- 発行日 :
- 自治体名 : 佐賀県太良町
- 広報紙名 : 町報たら 令和7年12月号
高齢者の難聴は、脳に伝えられる音の刺激や情報量が少なくなり、認知症のリスクを高める危険因子の一つと考えられています。認知症の危険因子で対策できるもののうち、最も影響力が大きいのが「難聴」です。また、認知症発症のリスク以外にも人とのコミュニケーションや、社会参加を避けがちになってしまうことも深刻な問題です。難聴を予防することは、認知症を未然に防ぐことに直結します。また、すでに耳の聞こえが悪い人にとっても、補聴器等を使用する等の対策をすることで、認知症の予防や進行を遅らせる効果が期待できます。
「聞き返しが多くなった」「テレビの音量が大きくなった」等、本人だけでなく家族や友人、近隣の方が気づくこともあります。耳の聞こえに変化があった際には、早めにかかりつけの耳鼻咽喉科を受診しましょう。また、しおさい館では、メガネ・補聴器業者による相談会を月に2回開催しています。お気軽にお越しください。
問い合わせ先:
太良町地域包括支援センター【電話】67-0496
太良町社会福祉協議会【電話】67-0410
